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海外通信<スイス編>新装工事 天ぷらレストランN
海外通信では、海外で暮らす町田ひろ子アカデミーの卒業生が、現地で感じる日々のことをレポートします。



今回は私事ですが、請け負っていた天ぷら専門店の工事が無事終了しましたので紹介させて頂きます。

こちらの物件は、1909年頃建造の建物の入り口階にあり、既に隣で営業をしているレストランの倉庫でした。改装の総面積は奥の洗い場を入れて約36m平米です。



これは天井と壁の解体後、トイレ部分の壁が作り始められている頃。



床がたわんでいてタイルを貼る事が困難だったため、モルタルを流し込みました。



入り口外観。窓には中が見えない様で見える効果を期待して格子を取り付けました。左奥に見える本店と同じ雰囲気で、少しモダンにするよう意識しました。と言うのも、本店はお父様が、新店舗は息子さんがおもてなしをする為、同じファミリーでありながらも、違いと若さを出したかったからです。

施主からの要望は、和のテイスト、カウンター席中心の、直接お客様にサービスが出来るお店。
油を使うので掃除がしやすいシンプルなデザインが良いという3点でした。



施主がいだいていた『天ぷらをお庭で頂くイメージ』を基に、橋を渡って庭へ入って行く動線にしました。入り口を入って席に着くまでの間、数歩ですが多く歩く事で、日常の生活や外の喧噪、仕事等から気持ちを切り替える時間を作り、お食事と会話を楽しんで頂けたらと思いました。

壁の色は、日本の伝統色から選んだ消し炭色と白ツルバミ色。カウンターはオーク材、他はブナ材を使用。椅子と竹製ランプは日本製。




    
内部通路から入り口を望む。



若旦那が料理中にも、入って来たお客さんとアイコンタクトが出来たらと思いました。



トイレです。





実は、見えないのですが、今回で一番大きな工事が空調設備でした。写真は、工事時の足場がある時の物です。ジュネーブ市の最新の法規により、商業施設の中でも温かい食事をサービスするレストランは建物の最上階から排気をしなければならず、煙突は屋根の上まで伸びています。

東京校卒業生 まちだくみこ


海外通信<スイス編>Hotel Lavaux / ホテル ラヴォー
海外通信では、海外で暮らす町田ひろ子アカデミーの卒業生が、現地で感じる日々のことをレポートします。



レマン湖畔のローザンヌから、モントルーやヴヴェイに広がるラヴォー地区は、葡萄畑がユネスコの世界遺産に登録されています。



ローザンヌから電車で10分程の距離にある、エペス駅の近くに位置するこのホテル、ラヴォーは、レマン湖畔に建つモーテルとして1965年にAlberto Sartorisの設計によって建てられました。
そのホテルが、2012年に改装され四つ星ホテルとして再オープンしました。


http://www.hotellavaux.ch/en


今からずいぶんカレンダーを遡ってしまいますが、2014年9月末に、スイスのインテリアデザイン協会のフランス語圏のメンバーを対象にした、このホテルの改装を手がけた事務所CCHEの、マーク•フィッシャー氏の講演+ガイド見学ツアーが催されたので行ってきました。



入り口を入ってすぐ右手にあるレストラン。自然光がたっぷり。



大きな開口部が開放感を作り上げています。





ホテル裏側の景色。ぶどう畑が続いています。ワイン街道を歩く散歩道も沢山あります。



部屋の入り口デザイン。
この部屋は特別にワインのカーブがスポンサーになっているそうです。


ランプを下から撮ってみました。









ヘッドボードと一体化している冷蔵庫と飲み物セットの収納



入り口脇にある荷物置き用の棚





ベランダからの眺め。この日は曇り空。。



地下階の会議室へ向かう通路

参考サイト ホテルのサイトの方が綺麗な写真が沢山みられます   
ホテル http://www.hotellavaux.ch/en
ラヴォーについて http://ja.wikipedia.org/wiki/ラヴォー

東京校卒業生 まちだくみこ


海外通信<スイス編>バーゼル その2 フォルクスハウス
海外通信では、海外で暮らす町田ひろ子アカデミーの卒業生が、現地で感じる日々のことをレポートします。



前回話題にしたヴィトラに続いて、今回もバーゼルのインテリアの話です。スイスの建築家 Herzog & de MeuronがデザインしたVolkshaus basel bar/brasserie Basel。バーゼルへ出発する数日前に、たまたま開いた雑誌にこのデュオが設計した建築のバーゼル特集があり、絶好の機会!ということで、住所をしっかりメモして行ってきました。

フォルクハウスには歴史があり、始まりは14世紀の荘園領主の家にまでさかのぼるそうです。1905年にバーゼル市の所有になり、政治、社会、文化活動の中心地として使われ、1925年にはコンサートホール、ホテル、レストラン、図書館等をさらに加え、新しいフォルクスハウスとしてオープンしました。その後、時間を経るごとに忘れ去られてしまったこの建物を、再度バーゼルの中心地として復活させる計画があがり、今に至ります。このバーとブラッスリーは、その計画のNo.1とNo.2です。計画はNo.9まである様ですが、まだ終わりではないとの事。

入り口を入ってすぐにバースペースがあり、ブラッスリーはその奥に位置しています。入っての第一印象は黒一色!





バーカウンター、黒の内装に渋い反射のカウンターテーブルが素敵に合っています。
床のモザイクの模様を見たら、日本の青梅波文様を思いました。



奥の丸い窓からは中庭のビアガーデンへの通路が見えます。カウンターもこのテーブルもスズ製とのこと。使うごとに深みが出る素材ですね。



ブラッスリー内部。ブラッスリーに欠かせないのは、やはりブラッスリーチェアーと思われます。ここのイスは、以前使われていた物を、リモデルしているそうです。天井には、沢山の丸い吹きガラスランプが釣られていて、幻想的でした。
壁にかけられている同じ様で違う形の鏡が、上手くリズム感を作り出しています。この鏡とガラスランプを取り除いてしまったら、当時のままなのではと思う程、クラッシックでレトロな雰囲気が漂っていました。テーブル同士の間隔は、十分とられており、背の高いソファが、仕切りの役目も果たしているので、レストラン中央部にいても落ち着け、他の人を気にする事なく会話と食事が楽しめそうです。



この日は天気が良く、ほとんどのお客さんは中庭のビアガーデンにいましたが、私はあえて中を選びました。次の夏は中庭へ!(この中庭が再活性化計画のNo.3となります。)



中世のバーゼルの荘園の中にトリップ!
トイレへ向かう階段を降りて行ったら、突然この景色が目に入ってきました。





ランプにまで模様が!



トイレのシンクはそれぞれ形が違っています。これらはリサイクル品とのこと。







インテリアの写真を撮る事はとりあえず忘れなかったけれど、食事の写真を取り忘れました。美味しかったですよ!


【参考サイト】
もっと質の良い写真がこちらで見られます
http://volkshaus-basel.ch/en/home/
http://volkshaus-basel.ch/en/brasserie/
http://volkshaus-basel.ch/en/brasserie/bar/
http://volkshaus-basel.ch/en/brasserie/biergarten/

東京校卒業生 まちだくみこ

海外通信<スイス編>バーゼル その1 ヴィトラキャンパス
海外通信では、海外で暮らす町田ひろ子アカデミーの卒業生が、現地で感じる日々のことをレポートします。



スイスの北西部に位置するバーゼルへ、画家Gerhard Richterの展覧会見学とスイスのデザイナーズ家具の会社ヴィトラへ訪れる為に行ってきました。



バーゼルはスイス、フランス、ドイツの3つの国の国境が接している街で、ヴィトラの工場敷地はドイツ領にありヴィトラキャンパスと呼ばれています。有名建築家達が設計した建築、デザインミュージアム、ショールームのヴィトラハウスがあります。私はバーゼル市内からバス55番に乗って行きました。かかった時間は20-30分程でしょうか。

ここにある建築を見たくて以前一度訪れていたのですが、当時はまだスイスの建築家 Herzog & de Meuron 設計のヴィトラハウスが建築中で、SANAA設計の工場は無かったので機会があればまた訪れたいと思っていました。今回は建築ツアーとショールームを見学しましたが見所が満載で半日があっという間に終わったという印象です。


ヴィトラハウス


SANAA設計の工場外観一部 

以下はショールーム内のインテリアです。コーディネートの参考になりますね。






両脇の壁にある鏡が目の錯覚で窓に見えてしまいました。


コルクの壁は使い方を楽しめそう。


自分の家をこんな風にしたくなりました。奥は灰色グラデーションの壁紙。



















外の景色。のどかですね。


参考サイト (沢山写真が見られますよ!)
ヴィトラ
ゲルハルト•リヒター

東京校卒業生 まちだくみこ

海外通信<ロンドン編>ロンドンの新観光名所The Shard
海外通信では、海外で暮らす町田ひろ子アカデミーの卒業生が、現地で感じる日々のことをレポートします。



こんにちは。猛暑も落ち着いて、日本もずいぶん過ごしやすくなった頃でしょうか?
ロンドンは2週間ほど前からすっかり秋めいてきて、慌ててコートやロングカーディガンなどを引っ張り出したところです。丁度この9月で在英1年になるのですが、またあの暗い冬がやってくるかと思うと今からややげんなりです(苦笑)

先日ずっと以前から気になっていたザ•シャード にお友達とランチに行ってきました。


※WEBからお借りしました。

ロンドンと言えば石造りの古典的な建物と言ったイメージですが、最近東エリアの開発は目覚ましく、日々姿を変えていっています。特に新しい建物は近未来的なガラス張りのものが多く、古典と近未来が入り交じった街が今のロンドン。

その中でもタワーブリッジ周辺を散策する時、ひときわ目を引く天に向かってスッと伸びる細長いピラミットのようなビルがシャードです。

「Shard」とは英語で破片を意味するらしく、ガラスの破片を組み上げたようなユニークな姿で、ロンドンの空模様をいつも映し出しています(この辺りの建物はガラス張りが多いので、何処も空だらけですけどね笑)

シャードがどのくらい高層かと言いますと…


※WEBからお借りしました。

東京タワーよりちょっと低いくらいですが、低層階の建物が多いロンドンではかなり異彩を放っています。
建物の構成としてはF2〜28はオフィス、F31〜33レストラン、F34〜52ホテル(シャングリ•ラ•ホテルズ&リゾート)、F53〜65マンション、F68〜72ルーフテラスを含む展望施設、F75〜87が塔屋となっています。

何故今回展望台じゃなくてレストラン?かと言うと…
展望台の料金が超高いのです!なんと£30(約5000円)〜!無理〜!(笑)

登らなくても全然平気〜と強がっていたのですが(笑)、F32にある「Oblix」はほぼ展望台料金と同じでランチバフェが楽しめるという話を聞いたので、「食事付きなら…」と言い訳しつつ、早速行ってきました!

ロンドンブリッジ駅に隣接しているのですが、シャングリラホテル正面玄関右にある専用エレベーターですぃーっとF32へ。落ち着いた内装のレストランで、とても素敵☆


※料理に夢中で唯一の店内写真です…(汗)

2方向全面ガラス張りで開店と同時に行くと窓際の席に案内してもらえます(要予約)
ロンドンブリッジ駅方向から中心地を一望する事が出来ました〜^^ 絶景〜!

ランチは3コースで前菜•デザートはバフェ、メインは5〜6種類の中から選んでオーダーします。各々メインをオーダーして、バフェカウンターへ。



野菜たっぷりの前菜が並びます。
イギリスと言えばジャガイモ&グリーンピースですが、和洋中の味付けの前菜が所狭しと。



味付けも素材の味がしっかり残っていて、あっさり美味しい〜!
サラダやポテトを食べる機会はありますが、調理された美味しい野菜を食べる機会はなかなかないので、旅行中だったらビタミン補給に是非寄りたいくらいたっぷり野菜をいただく事が出来ました。

お次はメイン。



コチラもあっさり味(ちょっと塩が足りないくらい笑)

最後は締めのデザート。



コチラもイギリスでは奇跡的に甘過ぎないデザートの数々(笑)



予約時に「2時間までのお席です」と言われたのですが、全然追い出される事もなく4時間のんびり堪能させていただきました〜(笑)
ランチにしてはちょっと値が張りますが、インテリア、料理、景色はもちろん、のんびり快適な時間を過ごす事が出来て、総合点で大満足でした!
冬の時期は夕暮れの景色も見られそうなので、また足を運んでみたいと思います。

福岡校卒業生 板倉

海外通信<スイス編>毛糸のストリートアート
海外通信では、海外で暮らす町田ひろ子アカデミーの卒業生が、現地で感じる日々のことをレポートします。



今年の初め、市電に乗っていて目に留まったのはカラフルな毛糸で覆われた、ある建物のステンレス製の柵。とっても寒くモノトーンな景色の時期だっただけに、目からは暖かさが伝わってきました。
人伝に聞いた話には、編み物の好きなおばさんが勝手にやっている事らしい。
夏になってもそのままになっている柵を再度目にして、この編み物好きなおばさんの作品が他にもあるのではないかと思ってちょっと調べてみました。

気づきや思いつきには理由がある様で、丁度一ヶ月前の6月下旬に毛糸好きの愛好家達が集まって催しをしていた事が分かり、慌てて出かけました。運良くその作品達はまだ健在。お目にかかる事ができました。
この毛糸アートはアメリカから始まっているのですね。バスを丸ごと一台編み込んでいる写真を見た時には、カラフルさとバスを選んだその熱意など‥色々な意味で感心させられました。

ジュネーブでの今回の催しは、会場になった地区を毛糸で化粧直しをするという一つの目的の下に、様々な世代と違った文化背景を持つ人たちが集まり交流できる機会を作っていました。この地区の住人とこの地区内の高齢者住宅に住んでいる人、その友達等などが参加し、毛糸編みを一緒にすることで社会から孤立しないようにという働きかけも背景にあったようです。
ただただゲリラ的に毛糸アートを施していたのかと思っていたのですが、意図があったのですね。

では作品達です。

















東京校卒業生 まちだくみこ

海外通信<ロンドン編>ストーンヘンジの新しいビジターセンターへ

海外通信では、海外で暮らす町田ひろ子アカデミーの卒業生が、現地で感じる日々のことをレポートします。



世界七不思議のひとつで世界遺産でもあるストーンヘンジに行ってきました。

ロンドンから西に約200km、車で2時間ほどの場所にあるストーンサークル(環状列石)。
未だ謎の多い遺跡で様々な説がありますが(オーディオガイドの説明が二転三転…苦笑)、イギリスに来たら一度は訪れてみたい場所のひとつです。

昨年12月に新しいビジターセンターがオープンしていました。
ロンドンの建築家デントン•コーカー•マーシャルの設計です。



このビジターセンターが出来る前は、寂れたチケットオフィスと売店があるのみとかなり閑散としていた上に道路からストーンヘンジが見られたそう。

昔訪れたことのある主人は「チケットを買わなくてもうよくない?」と最後までブツブツ言っていました(笑)、新しいビジターセンターになり、きちんと入場しないと見学できないように道路が迂回されていましたよ。



いざ、チケットオフィスへ!



インターネットで事前予約をしていたので、チケットとオーディオガイドを受け取ります。
チケット代は14ポンドで、日本語オーディオガイド、シャトルバス、博物館(資料館くらいのこじんまりしたサイズ)が含まれています。
ココからシャトルバスで、ストーンヘンジへ移動、オーディオガイドを片手に気ままに見学です(正直それほどロマンを感じなかった私…)。



ビジターセンターにはお土産屋さんも。



ストーンヘンジ全面押しのお土産が所狭しと置いてありましたが(何故か砂利チョコも…石つながり?)、こんなにたくさんあるのに何も欲しいものがない〜!と買う気満々だったのに結局手ぶら。

周りは菜の花畑と道路しかない草原なので、もちろんカフェも。



中は賑わっていましたが、サンドイッチくらいしかなかったので、帰り道に別の街に寄ることに。
買い物関係ではあまりぐっと来るところがないビジターセンターでした。



このビジターセンターは周りの自然に調和するように、軽やかな波打つ屋根を211本の傾いた軽量鉄骨で支えています。何だか白樺みたいな感じ。



サインもかわいい。



軽量化の為かパンチングでデザインが施された屋根。
あいにくこの日は雨で、屋根の下にいるはずなのに雨水がぼたぼたと…(汗)

草原に丘のひとつのように突然現れるビジターセンター。
チケットを買わずに見学は出来なくなってしまいましたが、
かっこいいビジターセンターを見に是非言ってみてくださいね。

福岡校卒業生 板倉

海外通信<スイス編>ジュネーブの花壇2014
海外通信では、海外で暮らす町田ひろ子アカデミーの卒業生が、現地で感じる日々のことをレポートします。



天気の良い日が続いていた6月、街を歩いていていつも広々としている広場に、ナイロンバックに入った花が置かれているのが目に入ってきました。これはジュネーブ市が企画しているUrban nature の中の一つでした。上からみるとPOP UPと文字が並んでいるそうです。



その後、市内の色々な花壇を見て歩いて気がついたのが、野原に自然に咲いているように植えられている花壇が多いという事でした。
『自然を街に招く』というコンセプトを持ったこの催しを知らずに見ていた為か、郊外に咲く花を街にいながらにして見ることが意外でした。綺麗に整えられた花壇も綺麗ですが、自然のままに咲き乱れている花は目を魅きますね。











下の花壇はジュネーブから35km程離れた所にあるロールという街のレマン湖畔で見つけました。花の中にトウモロコシが植えられているのです!
今年の流行なのか? 低い花に高い動きのある花を混ぜている花壇が多く見られました。





これはウェディングケーキみたいです。



こちらはジュネーブがスイス連邦に加わって今年で200年となる記念祭の催しの一つです。
スイス国旗の形のプールです!レマン湖からローヌ川になる手前の中心地にあり、赤の色がとっても映えていました。
http://www.ge200.ch/fr/bicentenaire/galeries/



東京校卒業生 まちだくみこ

海外通信<中国編(香港)>香港のネイルサロン
海外通信では、海外で暮らす町田ひろ子アカデミーの卒業生が、現地で感じる日々のことをレポートします。




今回ご紹介させて頂く物件は、香港でとても有名なカリスマネイリストさんが経営するネイルショップです。沢山の賞も受賞されていらっしゃいます。
以前、私が住居のコーディネートをさせて頂いたお客様のお友達でいらして、住居のデザインを気に入って頂き、店舗の引っ越しの際に今回のネイルショップのデザインをご依頼して下さいました。場所は、セントラルという香港の中心地です。



こちらがビフォーの写真です。
床・壁・天井、全て壊して、スケルトンからのプランです。



アフターです。


机、ワゴン等もデザインをしました。小物やストックする商材が多いので数量を把握し見せる小物と見せない小物を分けました。


ネイルサロンでは色々な寸法・大きさの道具や小物を使います。すぐに乾いてしまうものなので、必要なものが必要な時に、瞬時に取り出せないと仕上がりに影響されてしまいます。ネイリストさんが使いやすいよう、また、お客様も負担が無いようにどうするべきか、インテリアは見た目のデザインというよりも、寸法の的確さが必須事項でした。
また、スクールもされていらっしゃるので、限られた空間を多用に使えるようにフレキシブルにする為の工夫を最大限有効にしたりと、とても勉強になりました。お客様のご要望を踏まえ、想像力を駆使して色々想定したり、導線を考えたり、目に入る照明はまぶしくないか、ネイルをされている時の視線の向き等々。。。結局は学校で学んだ事が全てベースとなっています。

ネイルサロンという事で、商材の色が映えるよう、また、空間の狭さを感じないよう広がりを感じる白をベースとしてご提案致しました。

http://aquaeria.asia/ja/about/
素敵なHPですね〜。オーナーさんもとっても素敵な方です!来香港の際は是非お出かけ下さい!

東京校卒業生 中村えり子

海外通信<ロンドン編>ザハ・ハディッドのThe Magazine Restaurantへ
海外通信では、海外で暮らす町田ひろ子アカデミーの卒業生が、現地で感じる日々のことをレポートします。



こんにちは。かなり昔に福岡校を卒業した板倉と申します(旧姓:松永)。
去年より主人の仕事の関係で、ロンドン駐在になりました。まだまだ日が浅く、わからないことも多いのですが、街を歩けば至るとこにアートがあり、石造りの住宅や古びたパブ、そんな中にエッジーなガラス張りのビルが建ち並ぶロンドンに刺激を受ける毎日です。
少しでもロンドンの景色をお届けできたと思い、今回図々しくも事務局にお願いし、寄稿する機会をいただきました。つたない文章でお恥ずかしい限りですが、どうぞよろしくお願いいたします。



最近、やたらお天気のいいロンドン。こんな時は公園に行くのもロンドンの正しい過ごし方のひとつです。ロンドンの西側にあるケンジントンガーデンに行ってきました。今の季節はどの公園も太陽を求めて日向ぼっこをしに行く人(半裸の人が至る所でゴロゴロ寝転がっていますが。。。苦笑)、小さなピクニックシートを敷いてランチを食べる人など、たくさんの人が公園で時間を過ごしています。



最近このお花をよく見かけます。爽やかな色合いが初夏を感じます。


ケンジントンガーデンにあるサーペンタインギャラリーの別館は200年ほど前に建てられた元火薬庫を利用したギャラリーなのですが、昨年の改装に伴い増設されたThe Magazine Restaurant に日本から遊びに来てくれた友人と行ってきました。





2020年の東京オリンピックのメイン会場、新国立競技場に決定した、建築家ザハ•ハディッドによる曲線を生かしたデザイン。れんが造りのギャラリーの傍らで鮮烈な存在感を放っていますが、重みのある素材を使わず、軽やかな仕上がりなのが、200年前の建物との柔らかく融合しているような気がしました。それにしても波打つ白い屋根が青空に生えます!





屋根の曲線は白いフレームにテントのような丈夫な生地を張ったもので、天井を支えるチューブ状の柱の上部がガラス張りになっていて、スカイライトの役割も果たしています。 自然素材はギャラリーと共有しているバーカウンター背面ブロック壁しかないのですが、機能性以上にこの有機的な形が包み込まれているような気持ちになって、何だか妙に落ち着ついてしまいました(笑)



曲線の屋根、ランダムに建つ柱と空間的に使いにくそうな印象ですが、意外とスッキリと機能的。
エントランスから右手に長いバーカウンター、客席、キッチン(写真7の奥にチラッと写っています)、奥がバックヤードとクロークと明確な壁はなく緩やかに仕切られています。柱に合わせて変形した大きさの異なるテーブルは、相席用は2人用、ちょっとしたランチミーティング用と多様的で、何よりきっちりと並んでいないことがこの空間に合っている。



肝心の食事ですが、レストランではロンドンで流行中のジャパンフュージョン料理を食べることが出来ます(ランチコース20ポンド(現在1ポンド=約170円))。きちんとお箸がテーブルにセッティングされていて、おっ!と思ってしまいました。TERIYAKI やDONBURIなど、日本食の名前がそのままメニューになっているのですが、数人の友人に味について尋ねたところ、賛否両論(笑) 
「期待せずに日本食を食べたら結構よかった!」や「洋食を頼んでパンが一番おいしかった!」など(パンが一番おいしいってどういうこと?!と心の中で突っ込む私)。折角だし試してみるのもいいかな〜と思ったのですが、その日のスケジュール的に朝食時間が一番よかったので、パンと紅茶にしてみました。



味は普通でした(笑) でもテーブルウェアがよかったですよ。
カトラリーとティーポットが流線型でThe Magazineのコンセプトにピッタリでした 。
ちなみにカトラリーは日本人建築家伊東豊雄さんがデザインしたアレッシイの MU。スッキリしていて素敵でした(ティーポットがわからず。。。もしご存知の方がいらしたら是非教えてください!)。
そして建築関係で働く友人が一番興奮していたのが、トイレの設備!
蛇口の横に突き出た角のようなものはなんとハンドドライヤー。ダイソンのもので、乾燥がものすごく早く感動ものでした! (ココ重要) ダイソンの壁付けハンドドライヤーは今や定番中の定番ですが、このタイプは初めて見ましたよ。



“全てのものがコンセプトにつながっている”
改めてコンセプトの大切さを実感できる空間でした。

ロンドンに行かれた際には、 地下鉄QWEENS WAY駅からケンジントンガーデンをお散歩がてら、是非訪れてみてくださいね。ロンドン中心地からすぐです。
隣と川向にある若手アーティストを中心に展示したギャラリー(無料)もオススメです。


The Magazine Restaurant
West Carriage Drive Kensington Gardens London W2 2AR

http:// www.serpentinegallery.org

福岡校卒業生 板倉

海外通信<ブラジル編>ユニークなビュッフェ

海外通信では、海外で暮らす町田ひろ子アカデミーの卒業生が、現地で感じる日々のことをレポートします。



ブラジルの食事処は軽食から本格的なレストランまで、いろいろなタイプ・スタイルがあります。

特にサンパウロは移民や外国人も多く、料理は多種多様、個性やデザインを競うレストランがひしめいています。
その中で、近年もっとも増えたのが『Por kilo』(ポルキロ)』と呼ばれるビュッフェスタイルです。
『Por kilo』(ポルキロ)のユニークなところは、最後に重さを計って分量分だけお金を支払うところです。

オフィス街や住宅地、ショッピングセンターなど、あらゆるところにあり、仕事の昼休みや買い物の途中など気軽に食事を楽むことができます。



どこの『Por kilo』(ポルキロ)も料理の種類が豊富で、サラダだけでもこのようにズラッーと何種類も並んでいます。



野菜の種類は豊富ですが、日本のものに比べ皮が硬かったりで、しっかり調理しているものが多いです。
素材のままおいしい、と言うのはやはり日本ならでは、と改めて感じます。
ですが、ちゃんと手間をかけて食材を活かしてるところは豊かな食文化だと思います。




サラダ類だけでも直ぐにお皿がいっぱいになってしまいます。
ブラジルの人は慣れていて、今日は何を中心に食べようか、考えながらお皿に盛っています。
私は、嬉しくてこの時点でもう隙間がなくなってるのが常です(笑)



お肉や魚のコーナーにも付け合わせの野菜類が豊富に。
写真右の野菜はこちらの定番野菜で(Coube de Manteiga)、味は全く違いますがキャベツのように千切りにして炒めて
食べます。名前にバターと言う意味が含まれているので、葉物なのに葉っぱの歯ごたえが無いのが不思議な感じです。




ソースの絡まっているお肉やパスタ類は重量がかさみますが、どうしてもとってしまいます。






バーベキューのコーナーもあり、お肉をその場で焼いてくれます。




最後に重さを計ります。
527gでした。意外に少ない?! これでR$22.61(レアル)、日本円で約1,100円。
サンパウロは今、世界で最も物価が高いとも言われる中、これはとてもリーズナブルな値段です。




ブラジルの人は食材が偏ることなく野菜や肉、穀類をバランス良く摂ります。
その理由の一つには、以前にも扱った“ブラジル人の美のこだわり”があり、健康もそうですが、どちらかと言うと常に
体形を気にかけているという事が言えると思います。。
なので、欧米に比べ意外に肥満体形の人が少ないのです。
海に行くとそれを実感することになります。
ブラジルのビキニはその面積の小ささがあまりに有名ですね。



イパネマビーチで  リオ・デ・ジャネイロ




それからブラジルの食べ物で外せないのは何と言っても豆類!!
日本人のご飯とみそ汁のように、豆を煮込んだもの『Feijão 』(フェジョン)とご飯を主食にしています。
大豆は健康食品で、老化を緩めたり女性ホルモンを活発にするとも言われており、ブラジル人が年齢より若く見えるのはそのせいかもしれません。



『Feijão 』(フェジョン)をさらにボリュームアップしたものが 『Feijoada』(フェジョアーダ)。
干し肉やベーコン・ソーセージなどと煮込む。



『Feijão 』(フェジョン)と『Feijoada』(フェジョアーダ)はどのようなレストランにも必ずあります。
勿論『Por kilo』(ポル キロ)にも。




もう一つユニークな・・・・。 
ちょっと変わったレストランをご紹介します。
お店に着くなり、レストランのオーナー兼シェフがテーブルにやって来て、テーブルに直接何か書き始めました。





今日のメニューを書いていたのでした。
旬の食材を使ってその日のイメージで作ると言う事なのです。
左側:肉か魚料理が4種。 右側:付け合わせのパスタ料理が3種・・・さて組み合わせは何通り??



そして出てきたのがこれです、なんとも家庭的な盛り。
ほほ肉を煮込んだものとトマトソースのフェテチーネ。
オーナー自らオーダーをとり、料理をし・・・とにかくとても忙しそうでしたが、味はとてもおいしかったです。
とてもユニークなイタリアンレストラン!

ブラジルは、インテリアも料理も、個性豊かなおもしろいレストランがたくさんあります。
そう言えばギャルソンのサービス精神もブラジルならではかもしれません

今度は是非、ギャルソンを特集してみたいと思います。

東京校コーディネーション講師 岡部美津子

海外通信<スイス編>アートジュネーブ
海外通信では、海外で暮らす町田ひろ子アカデミーの卒業生が、現地で感じる日々のことをレポートします。



ジュネーブで1月30日から2月2日までアートジュネーブというエクスポジションが開かれていたので行ってきました。ジュネーブを含むスイス国内のギャラリーとバルセロナやパリ、ベルギーなどヨーロッパ各地のギャラリーが集まり、コンテンポラリーアートとモダン&デザインを中心とした作品が展示されていました。
一日で60軒を超えるギャラリーを訪れられるのは魅力的です。もちろん購入もできます。

入り口からエスカレーターに乗り会場に入ると、最初に目に入ってきたのがこれ、根がしっかりついている木が3本空中に浮かんでいました。



その後はちょっと広い空間が広がっていて、ここではイベントが行われていたのかなと思います。奥に作品も見えますね。




カフェテリアの風景です。





この作品は地図からできていました。近寄ってみてびっくり。





同じ作家さんだったと思います。近づくとやはり地図が見えてきます。





遠目から見るとデッサンですが、これもまた近づいてみると寸法線で描かれておりました。



デジタル鳥?近づくとこちらを見て反応しているように思ったのですが‥











大巨匠のピカソやミロの絵もあったのですが、今回私が撮ってきた写真を見ていて、近づいてみたら3Dだったとか、作家がどういう取り組みをしていたかが分かってナルホドと思う作品が多い事に気がつきました。これは私の好みなのか今のアートの世界の流れなのか、ただ私が知らなかっただけなのか‥今自問自答を繰り返しています。どうなのでしょう?

参考サイト http://artgeneve.ch/en/

東京校卒業生 まちだくみこ

海外通信<ベルギー編>暮らして気づいた住まいのつくり:玄関ドア
海外通信では、海外で暮らす町田ひろ子アカデミーの卒業生が、現地で感じる日々のことをレポートします。

******************************

冬の2大イベントのクリスマスとセールが終わり、静かな季節になりました。今年は今のところ暖冬だけど、でもやっぱり寒いし、日本ような空気の澄んだ青空の日も少ない。その上、日もとても短いため外のイベントも少なめ。

というわけで、今回は家の中の話をすることにします。
暮らして気づいた住まいのつくり<玄関ドア編>です。


ドイツに住んでいたときもそうだったのですが、こちらの家の玄関ドアはオートロックになっています。マンションのエントランスではなく、家の玄関ドアです。


またこのように、ドアの取っ手は外側は回したりすることはできず固定されています。ドラえもんの手みたいです(笑)
外から家に入るときは鍵を挿して回しながらドアを押して開けます。
鍵がないと外から扉を開けることはできない、というのは防犯上はいいのですが、うっかり鍵を持ち忘れて外出すると家には入れません(涙)


室内側から撮った玄関ドアの写真。
室内に入ってからのロックも、外と同様鍵を挿してかけます。そしてドアの外側は木製ですが扉の芯の部分には分厚い鉄板が入っています。なので、見かけよりドアは重いです。

その上、ロックをする時のデットボルトは3カ所。


上下2カ所にこのタイプ。


真ん中1カ所はこのタイプ。

これは1回転でカチッと閉まるのではなく、簡単にロックが外れないようということなのか、ぐるぐると鍵を2回転以上回すことでがっちり奥深く壁に喰い込ませ、鍵がかかるようになっています。かなり回すのでとても面倒です。


また、玄関で靴を脱ぐ習慣がないから可能なのでしょうが、玄関扉は内開きです。

実はこれには防犯上重要な要素が隠されています。内開きということは、ドアの蝶番が室内側になります。ということは、外からドアを容易にはずすことはできない、というわけです。

このことは、外務省のホームページの在ベルギー日本大使館が作った安全の手引きの中にも書かれていて、

”鍵は鍵山の多いもので扉の両面に鍵穴があるもの(両面シリンダー)、かんぬき(デットボルト)は長いもので、1つの錠前に対してかんぬきが複数箇所設置されているもの(マルチロックポイント)が理想的です。”

”扉は一般的に内開きであって、かつ、扉自体に飾りガラスや明かり取りガラスが付いていない方が理想的です。"

というように、家探しの重要なポイントともなっています。

日本も玄関の防犯対策はいろいろなされているとは思いますが、オートロックだったり、ドアをはずされにくいよう内開きだったり、1度で鍵が閉まらずぐるぐる回さなければならなかったり、と、日本と比べると「そこまでしなくても・・・」なこちらのつくり。

私の住んでいるところは、ココまでしなければ危ないところ!?と思いつつ、日本の平和を幸せに思い、それがいつまでも続くことを願う今日この頃です。

引用・参考サイト 外務省 海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/manual/bergium.html

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                            東京校卒業生 増子晶子

海外通信<スイス編>Bling-bling

海外通信では、海外で暮らす町田ひろ子アカデミーの卒業生が、現地で感じる日々のことをレポートします。



スイスのベルンから車で30分くらい離れた辺りの小さな村でたまたま見つけたこのホテル、外見はどこででも見る家族経営風のホテルだったのですが、中はなかなか遊び心に富んでおりました。



全部で10部屋くらいあって、部屋ごとにテーマがあり、内装も違っていて、私が泊まったこの部屋はブリング•ブリングと名付けられておりました。入った最初の印象は“Wow”でした。



この写真がブリング•ブリングを一番象徴していると思うのですが、銀やプラチナ、ダイヤモンドに光が当たって反射するイメージを表現した言葉と言ったところでしょうか。派手とか光り物を沢山身につけている時によく耳にします。







コンセプトに沿ってインテリアコーディネートされていますよね。見ていて楽しかったです。部屋は広く、照明は落ち着きがあって、ベッドの寝心地もよかったです。
床の肌触りもよかったです。
ただ、一つ考えさせられたのは、素材選び。
私がアレルギー体質という事もあるのですが、この部屋で目と鼻が刺激されてちょっと困りました。
視覚だけではなくて他の感覚にも配慮しなければいけない事を私自身が忘れていた事に今回気づかされました。

東京校卒業生 まちだくみこ




海外通信<スイス編>エコバック

海外通信では、海外で暮らす町田ひろ子アカデミーの卒業生が、現地で感じる日々のことをレポートします。



10月、しばらく穏やかで気持ちのよい日が続いていたので、今のうちに外を楽しんでおこうと仕事がてらムエットと呼ばれる小さな船に乗って湖の反対側へ用事を足しに行ってきました。車の渋滞知らず、行く場所によってはバスに乗るより便利だったりします。バスと同じ券が通用するのと5分足らずで反対岸に到着するので、ちょっとボートに乗って湖からの景色を眺めたい人にはお勧めです。
4つの路線があり、春夏の平日は7時半頃から21時頃まで、秋冬の平日は10時頃から18時頃まで運行しています。





歩き回っているうちに、目に入ってきたのがスーパーマーケットのエコバック。
デザインに凝っていて頻繁にデザインも変わるので、好きな模様だったら買ってしまいます。



スイスにはMIGROS、COOP、MANORをはじめとしたスーパーマーケットがありますが、レジには紙製とプラスチック製のバックが置かれており、一つにつき紙製は約30円、プラスチック製は250円くらいの値段で売られています。
ミグロとマノールはレジ袋をくれないので、マイバックを持参する必要があります。数個しか買わない時は自分のバックに入れたりしますが、レシートと一緒にそのまま持って帰る事も良くあります。
お金を払ってしまうと捨て難く、繰り返しスーパーへ行く時にはその袋を持って行くようになります。大体スーパーの周りにはビンやプラスチックボトルの回収箱があるのでリサイクル出来る物を袋に入れて、帰りは食料品を入れて自宅に戻るのが私の中で理想の形。

丈夫なので買い物だけではなくて、ピクニックや家の中での荷物の整理、車で資料を持ち運んだりする時等にも使っています。





参考サイト
ムエット http://www.mouettesgenevoises.ch

東京校卒業生 まちだくみこ

海外通信<中国編(香港)>香港のインテリアレポート2

海外通信では、海外で暮らす町田ひろ子アカデミーの卒業生が、現地で感じる日々のことをレポートします。



香港で初めて仕事を頂いた物件は、九龍側、ICCビルの横に建つガラス貼りのマンションです。

いわゆる憶ション!5年前の物件です。

施工をしたのはリビング、ダイニング、二つの部屋を一つにして子供部屋へ。

私がさせて頂いたのは、全ての照明器具、施工家具、窓周り、置き家具のコーディネーション、 壁のポイントデザイン等全てのデザイン作業です。

まずはこちらが工事前の写真です。何もありません。。。

香港は日本と違い、造り付けの収納が全くありません。

なので、入居する時に自分で家具を購入するか、ご自身で購入された場合はこのお施主さんの様に工事をして入居をされます。

ちなみにお施主様は日本人ご夫妻です。





<施工後>







お客様(奥様)のご要望はとても多く、打ち合わせは日本と香港と離れていたのでコミュニケーションは出来る限り密にしました。

ご要望の一つで、
「カップボードにノート型パソコンが使えるスペースが欲しい。そして、綺麗に仕舞いたい。」
とあり、引き出し部分がお客様の寸法に合っているかなど、サイズ調整に時間を使いました。

カップボードの横の鏡貼りの収納はシューズボックスです(香港には玄関がありません!)

ご主人は比較的背が低いほうだったので、椅子の脚を二センチカットしてあります。

もちろんダイニングテーブルとの差尺も計算しています。

香港の家具は西洋人仕様のサイズなので、心地よさを求めるとサイズの管理がとても重要です。

折角なので楽しく一家団欒をして頂きたいですものね!

図面はVectorworksで作成し、実際の工事はその図面を元に工事会社が独自に施工図面を作成し工事が始まります。

しかし、実際は施工図面が無くても工事をしている所も多い様です。。。

お客様には、平面プランと3Dを作成してイメージをつかんで頂きます。





こちらはマスターベッドルーム

収納には奥様の並々ならぬ思い入れがあり、地味ですが手間の掛かったプランでした。引き出しに何が入っているか見えるようにして欲しいとのご要望でしたので、引き出しの前板を限りなく低くし、ご要望に少しでも近づけようとしました。

また、収納の少ない香港ですので、ベッドのマットレスを持ち上げる(油圧式で簡単に上がります)と、下が全て収納になるベッドをご提案しました。

ベッドのマットレスも奥様は固め、ご主人は柔らかめ、そのベッドをくっつけて赤ちゃんを間に寝かしたいとの事でしたので、二つのマットレスの高さ調節も必至事項でした。

ちなみにエアコンの下も工事でつけた収納です。三枚引き違い扉の姿見鏡付です。



 

子供部屋の一面だけ、壁にマグネットペイントを塗装している様子です。

塗料に磁石の粉末を混ぜてあるもので日本製です。提案させて頂いたところ気に入ってくださいました。

 

こちらに居ると、住宅のみではなくショップのデザイン依頼も頂きます。アジアで挑戦してみるのも面白いと思います(^^)
 
東京校卒業生
インテリアデザイナー/セラピスト 中村 えり子

海外通信<中国編(香港)>香港のインテリア
海外通信では、海外で暮らす町田ひろ子アカデミーの卒業生が、現地で感じる日々のことをレポートします。



働きながらインテンシブコースに通い2007年に卒業しました
5年前に香港に来てインテリアデザイナーとして働いております。
今はマッサージセラピストとインテリアのお仕事をしております。

目まぐるしく変わるアジア・国際都市香港から、インテリアに関する話題を取り上げてお送りいたします。

香港は世界的に見ても土地がとーっても高く人口密度も高いので、衣食住で「住」の部分ではかなり不自由な所です。あと日本と同じ狭小住宅がメインなので、狭いながらも彼らなりに色々工夫をしているようです。今回はその点をフォーカスしてお送りしたいと思います♪
ちなみに、香港の場所はこちらです。たまに台湾と間違えられますが。。。



先日たまたま地元向けのTVを観ていたらインテリアの番組をやっていました。
これらの画像はTVをカメラで撮ったものです。
オシャレなインテリアを番組で紹介するもののようです。



キッチンとダイニング。。。かなり狭いです。香港では、基本的に働いている人は朝昼晩外食なので、キッチンはこの程度でも十分だと思います。



これは見ての通り、便器です。が、一輪挿し付です!これは日本にもあるのでしょうか?!是非教えてください(^^)
トイレも勿論とっても狭い香港、便器に一輪挿しまでくっつけてしまうアイデアに脱帽してしまいました。。。





香港人は、部屋が狭くても大きなオブジェを置くのが好きなようです。しかも色使いも単純なものが多いです。日本のように素材や微妙な色使いにこだわったセンスの良い雑貨を探すのは難しいですね〜。



ダイナミックなものが多く、日本とは違う感性にふれるのも日々楽しい事です(^^)

東京校卒業生 中村えり子

海外通信<ブラジル編>インテリアデザインフェスタ 「CASA COR」
海外通信では、海外で暮らす町田ひろ子アカデミーの卒業生が、現地で感じる日々のことをレポートします。



前回から続く、サンパウロで開催されたインテリアデザインフェスタをご紹介します。
´△任楼豸佑離ぅ鵐謄螢∩澗里鬚款匆陲靴泙靴燭、今回は印象的なカットやディテールをご紹介します。

ストーブ
ブラジルはよく常夏の印象を持たれますが、サンパウロ以南の地域では冬は暖房が必要なほど寒くなります。
このインテリアフェスタでは、ブラジルらしいリゾート感あふれる解放的なインテリが目立っていましたが、
一方、寒さへの憧れとも言うべき、ストーブをアクセントにしたインテリアも多く見られました。


ブラジルでは希少な北欧テイストを感じさせるコーディネーション。
色の使い方がとても“うまい“。
壁の色を白にしないところがカジュアルになり過ぎないポイントでしょうか。


柔らかいオフホワイト系の色だけでまとめたインテリア。
大胆な色使いではないが、しっかりメリハリを出している。
欧米はこういう色使いがとても得意です。


ダイナミックなストーブがインテリアの中心。
ストーブに火が付いたら色のアクセントになりそうです。


スタルクデザイン バカラシャンデリア照明ではフィリップスタルクデザインのバカラのシャンデリア“マリーコキーヌシャンデリ” が目を引いていました。
この奇抜なデザインのシャンデリアが異なる提案性で見られたのはとてもラッキーでした。




比べると、あまりに個性のあるデザインなので、いきなりアクセントで、と言うより似たような近い個性をリピートさせた方が
調和が生まれるように感じます。


ウォールグリーン
日本でも2〜3年前に話題を呼んだウォールグリーンの提案が複数見られました。
ブラジルは植栽が育ちやすく、観葉植物をたっぷりと楽しむ傾向にありますが、室内用か室外用かの分類が日本とは異なり、
私自身も当初は、観葉植物の選択に戸惑いました。
窓も多く明るい部屋でも、建物が暑さに強くできているので、室内では温度がぐんと下がり、日が足りなくなりがちなのです。
夏はエアコンが要りませんが、この時期は家の中がとても寒いです!


キッチンのスパイスラックに。 ハーブであれば、調味料の一部として…(笑)


バスルームでの提案。


リビングのアクセントウォールに。
グランドピアノやシャンデリアの存在が霞んでしまうくらいです。


子供部屋
サンパウロの街を歩いていると、まるで日本のコンビニのようにたくさんの子供服のブティックが見つけることができます。
ブラジルは富裕層も多く、子供にかけるエネルギーや経済は桁違いです。
経済性だけでなく、子供の数が多いと言う事でもあるので、豊かさの象徴と言えるかもしれません。
このインテリアフェスタでも、子供部屋の提案が多く見られました。


天井にワイヤーをはりめぐらせて、フェルトのバスケットを吊るす。
写真左下にあるレバーで各バスケットを自在にコントロールできるようになっている。
きっと子供は壊すまでレバーを回し続けるでしょう(笑)それでもワクワク楽しい!


ウォールクライミング。床には畳が。
10年前、全日制の生徒が“家の中でロッククライミング“という提案をしてずいぶん驚かれたが、今ではすっかり普通の事。
畳を置いたところが新しい!


壁一面の鏡とバレエのレッスンバーを据え付けている。
場所をとらず、可変性もあるので、日本の住宅でも実現性高いですね。レッスンのモチベーションも上がりそうです!


美しいコーディネーション
コーディネーションはエレメントが少なければ簡単というものではありませんが、隙間がないほどの数を組み合わせるのは大変です。
テキスタイルにも欧米的組み合わせの特徴として『柄on柄』という言い方がありますが、欧米のインテリアは隙間なく膨大な量のエレメントを美しくコーディネーションするのが得意だと改めて思いました。


エレガントな柔らかさとエキゾチックな強さがきれいに調和。デザイナーは男性です!
この提案空間はベッドルームやバスルームもたくさんのエレメントで埋め尽くされながらも豊かで美しいコーディネーションでした。


空間全体にビビットカラーをたくさん使いながら、強くなり過ぎないお手本のようなコーディネーション。


クラシカルなフォルムの家具に金属素材の建材と建具、動物皮の敷物、前衛的なデザインの装飾小物・・・・、
あらゆる要素を総出させているのに美しく調和している・・・、色のトーンが揃っているのはまずは大きなポイントでしょうか。


アイランドキッチン
インテリアにこだわりを持つライフスタイルでは、ブラジルはパブリックスペースとプライベートスペースをしっかり分けているのが一般的です。
中でもダイニングルームは家族の日常用と来客・特別な時用と分けてある事が多く、又、キッチンも独立型が圧倒的に多く、
オープンスタイルの住まいを探すとなるとなかなか見つかりません。
これは、一つにはお手伝いさんに家事を任せているライフスタイルから来ていると思われます。
家事動線や家事をしながら子供の様子を・・・などと言うような事をあまり考えなくていいわけです。
勿論、お手伝いさんがいる家庭ばかりではありませんが、インテリアにこだわりを持つ人たちのライフスタイルではこれが一般的です。

ところが最近、若い世代の共働きの家庭が増えたことや、オープンなスタイルがカッコいいと言うデザイン的理由、又、私達のような外国人が
増えたこと・・・などでアイランドキッチンを求める声が増えてきたようです。

このインテリアフェスタでもアイランドキッチンの提案が数多くありましたが、人間工学・動線の視点で見ると恐ろしく労働量が多くなりそうな
ものばかりでした(笑)家事を住まい手がやると言う歴史が浅いからでしょう、使い勝手は改良の余地がありそうです。


とてもダイナミックで美しいデザイン、ワクワク感のあるアイランドキッチン。
だが、移動距離が長く、全体に高さ・奥行き寸法が使いづらそう。


デザイナー
日本のインテリアコーディネーターにあたるのが、インテリアデコレーター(Decoradora)です。
ですが、ヨーロッパなどと同様、建築家がインテリアを手掛けることが少なくありません。
このフェスタの出展者も3分の2以上が建築家でした。
一様にインテリアに携わる女性の装いは非常に華やかです。
このフェスタに限らず、建材展などに行っても、芸能人やモデルのような女性がたくさん歩いています。


基本的にデザイナーたちは提案空間にはいないが、たまたま雑誌の取材現場に遭遇した。
このお二方は建築家で今回共同で出展。緑色の装いの女性は、特に今回のフェスタで注目を浴びている。
ハリウッドのスターみたいなDOYAGAO 。


会場のCafeで知り合ったインテリアデコレーター。
中央の女性はなんと70代!仕事を抜け出してフェスタに来るのがやっと、という急がしさだとか。
皆、堂々としていて素敵な女性たち。


会場内のブックストア。おしゃれな女性がたくさん!


ご紹介したインテリアはほんの一部ですが、100人あまりのデザインはどれもオリジナリティに溢れ面白かったです。
このフェスタはこの後サンパウロ以外の都市でも開催されるので、その都市によって異なる特徴や傾向を是非を見てみたいものです。
海沿いの都市や、リオデジャネイロのようなリゾートと古都が混在している都市、アマゾン近くの自然の豊かな都市・・・
同じ国でありながら全く異なる気候や文化、ライフスタイルによってどのようなインテリアが繰り広げられるのか・・・、
本当に興味深いものです。
インテリアフェスタを通して皆さんにもブラジルのライフスタイルの一端を感じて頂けたらとてもうれしいです。

東京校コーディネーション講師 岡部美津子

海外通信<ベルギー編>「小さな国での大きな出来事」
海外通信では、海外で暮らす町田ひろ子アカデミーの卒業生が、現地で感じる日々のことをレポートします。



今年の4月末、オランダで王位継承がありました。
女王の時代が長く続いたオランダにとっては百何年ぶりに王の時代がやってきた記念すべき時でした。
このことは、おそらく日本に住んでいる方々も皇太子妃雅子様の久しぶりの海外でのご公務ということでご存知かと思います。

私はそのお隣、ベルギーに住んでいますが、実は先月、我が国でも王位継承が行われました。

しかし、私がインターネットで見た限りでは、日本ではあまり話題になっていないようでした。

四国よりちょっと大きく九州よりちょっと小さい国、ベルギー。
何か特別なことがないと取り上げられませんよね。。

ということで、ささやかながら当日の様子をここでご報告することにします。

7月21日はNational Day、建国記念日で、新国王の即位式はその日に行われました。

前国王が退位を表明したのがわずか2週間ちょっと前でした。
「そんな直前なんだ・・」と思いながら、今年はNational Dayが日曜日に重なったことから、普通の日曜日として朝から家でのんびりするつもりだったので、テレビで様子を見ていました。



テレビは大きくはっきり様子を見ることができていいなあ・・と思いつつ・・・
やはりうずうずしてきたので予定を見てみると、王宮のバルコニーからの新国王のご挨拶があるというではありませんか。

さっそく炎天下、王位継承のその時を肌で感じに行きました。



王宮の近くまで来ると、騎馬隊に出会いました。
雰囲気あります。
気持ちが盛り上がってきました。



男性だけかと思っていたら、よく見ると結構女性がいました。
かっこいいです。



王宮前広場にたどりつきましたが、予想通りの人・人・人。



まだお出ましになっていないようだったので、とにかく人をかき分けバルコニーに近づいて行きましたが、この距離でタイムアップ。
一応米粒より小さいんじゃないかと思われる新国王と王妃のお姿を拝見することができました。
(写真右上、わかりますか?)

お姿を拝見できたのはほんの一瞬。
せっかなので、もう少し余韻に浸ろうと、人が引くまで待ってみました。



やっぱりどこにでもこういう人、いるんですね。
場が盛り上がるので私としては大歓迎。



さて、人が引いた王宮前。
私が気になったのは、広場に並べてあるイスの向き。
逆な気がしませんか?



その向かいには、こんなステージが設えてありました。
何かこのステージでショーでもやるのかな?
だからさっきのイスも王宮とは逆向き??

夕方帰宅してテレビで見てわかったことですが、
イス、逆じゃなかったんです。
夕方軍隊の行進があったのですが、それを見るためにおかれたもので、
実はステージもショーをやるためではなくて、
王宮を背景に軍隊の行進をご覧になる王室の方々のお席だったのです。

即位式の一日の最後の締めくくりとして、
王宮にて23時から盛大に花火が打ち上げられました。

中心に近い自宅からも楽しむことができましたが、様子をテレビで見てみると、この夜遅くに王室の方々も先ほどのステージから花火を楽しんでおられました。

各国から要人を招いての晩餐会など形式的な公務に追われることなく、
記念すべき1日を新国王ご自身が楽しまれていらっしゃる様子が私にとっては印象深く新鮮でした。

東京校卒業生 増子 晶子

海外通信[ブラジル編]インテリアデザインフェスタ 「CASA COR」

海外通信では、海外で暮らす町田ひろ子アカデミーの卒業生が、現地で感じる日々のことをレポートします。



インテリアデザインフェスタ 「CASA COR」
2013年5月28日〜7月21日開催

前回の続きをご紹介していきます。

2. 究極のワンルーム
半階の段差はあるもののエントランスからベッドルームまでほぼワンルームになっているデザインです。
ホテルのエントランスロビー空間を住まいにしたようなインテリア!

エントランスからの全体像、眺め。 
手前にリビングスペース、半階上ってベッドスペース&バススペース。



リビングスペース 水の中にファイアースペースがある。(奥中央)




リビングスペース  至るところに段差があり座れるようになっている


ダイニングスペース  シングルライフが伺えます。 


階段前の踊り場的スペース
ここはフォーカルポイントにもなっている



ベッドスペース 
階段を上がると正面のガラス窓いっぱいに庭が見えくつろぎのベッドスペースが拡がる。
手前にはバススペースがある。





リンゴとかぼちゃのオットマン スタイリッシュな空間になんとも言えない癒し。




バススペース




どうも男性のシングルライフがテーマのようですね。
ベッドヘッドの女性の巨大な写真や、階段踊り場の真紅の薔薇のチェアなど・・・女性を感じさせる要素もありますが
とてもダンディな空間を感じさせます。
ワンルームでありながら、フォーマリティなスペースとプライベートをゾーンニングしているところに、目指すライフスタイルが伺えます。
また、植物をモチーフにしたクラフト感覚の家具や小物がアートのような味付けになっていました。







前回の青のインテリアとこの究極のワンルーム・・・
約100人の中のたった2人の展示をご紹介しましたが、エッセンスだけでも感じていただけたら嬉しいです。
この他にも様々なデザインがありますが、次回は印象的なポイントを集めたものをご紹介したいと思います。

東京校コーディネーション講師 岡部美津子



海外通信[ブラジル編]インテリアデザインフェスタ 「CASA COR」

海外通信では、海外で暮らす町田ひろ子アカデミーの卒業生が、現地で感じる日々のことをレポートします。



インテリアデザインフェスタ 「CASA COR」
2013年5月28日〜7月21日開催


『ブラジルのインテリアてどんなだろう!?』

こう思う人は多いのではないでしょうか。

実は、ブラジルのインテリアは大変華やかで豊かです。
・・・と言うのは、
ブラジルは富裕層が大変多く、インテリアはそのステイタスシンボルでもあるからです。

しかも、インテリアにこだわるライフスタイルでは通常、家事全般はお手伝いさんに任せるので、いわゆる“使い勝手”は二の次、如何に見た目が美しいか、楽しいか、遊び心や華やかさを重要視していることが多いようです。
例えば、日本の便器やシステムキッチンなどの機能性をお話しすると、皆すごく驚くのですが、それよりパーツの美しさや全体のデザインにもっとこだわりを求めます。
また、リビングやダイニング等のパブリックスペースにはゴミ箱を置きません。
このようなライフスタイルでは、パブリックスペースとプライベートスペースがはっきり分かれていることが多く『目に触れる場所にゴミ箱なんて!』と言うことなのです。

ライフスタイルによっては便利さや機能性が必ずしも利点にならないと言うこともあるのですね。
そう言えばブラジルはコンビニエンスストアが流行りません。

さて、ブラジルのインテリアデザインの一端を知るイベントがありました。
「CASA COR」と呼ばれる、サンパウロをはじめとする主要都市で毎年開催されるインテリアデザインのフェスタです。





受付け  入場料はブラジルレアルR$40 約2000円


このフェスタは3階建てのビルの中に約100人の建築家やインテリアデザイナーが、其々100〜200屬阿蕕い離好據璽垢鬟妊競ぅ鵑靴泙后フラットなスペースだけではなく、2階があったり、ロフトがあったり、又、室内だけではなく、ガーデンや駐車場・・・、以前はガーデンから続く美しい馬小屋(納屋)なんて言うのもあり、ブラジルの豊かなライフスタイルが伺えたものです。
面白いのは開催される会場です!!
東京のビッグサイトのようないわゆるイベント会場ではなく“住まい“を創り易い(天井高が高すぎない)建物を利用します。

今回の会場は競馬場!!
競馬場と言っても、室内で優雅にお酒や食事をしながらのスタイルなので、その建物を利用しての展示となっています。

競馬場とは思えない優雅な建物 中庭を囲むようにいくつかの建物が連なっている


緑豊かな中庭  池のほとりに木彫りのアヒルが。


最上階から反対側の外に出てみると・・・競馬場を実感する風景が拡がる。


では、インテリアの展示をご紹介していきます。
せっかくですから、統一感など見る為に全室見てみましょう。
展示スペースには、デザイナーの名刺があるだけで、コンセプトやデザインを説明するものは一切ありません。
見る者が感じるままに、気に入ったら連絡をくださいと言うことでしょうか。

1. 開催冊子の表紙になったインテリア〜徹底した青とモチーフの繰り返し

エントランス
軽快な色と素材ですがシンメトリーなのでフォーマリティを感じさせます。
ここから両方向に2つのリビングに繋がっています。



リビングA  柄や模様のモチーフに注目 繰り返されて行きます。  




リビングB  ダイニングに繋がっている 


ダイニング   照明器具の形状は繰り返しのモチーフですね。





マスターベッドルーム  





マスターベッドルームからバス・パウダールームを繋ぐホールの一角



マスターベッドルームから続くバス・パウダールーム






ひと通り見ると、説明はなくても徹底した青のバリエ―ションが水・海・空を感じさせます。
特に寝室は海の揺らぎの中で眠ると言うようなムードが漂っていました。
日本では寒々しいと危惧しがちな寒色を寝室にふんだんに使っているところは、気候のちがいだけではなさそうです。
照明の演出で温かみや穏やかさを出していました。
柄や模様のモチーフが至るところで繰り返されており、ダイニングの照明器具などは圧巻です。

東京校コーディネーション講師 岡部美津子

海外通信[ブラジル編]コンフェデレーションズカップ・ブラジル大会観戦記

海外通信では、海外で暮らす町田ひろ子アカデミーの卒業生が、現地で感じる日々のことをレポートします。



コンフェデレーションズカップ・ブラジル大会観戦記
2013年6月19日〜22日

来年、ブラジルで開催されるサッカーワールドカップの
前哨戦とも言うべく、コンフェデレーションズカップがブラジルの
5都市で行われ・・・

日本代表もアジアのチャンピオンとして出場すると言うので、
4泊5日の日程を組み、第2試合のイタリア戦と第3試合のメキシコ戦を観戦してきました。
もとい、応援に行ってきました!



相手は当然、各大陸のチャンピオンばかりですから強豪揃いです。
日本にとって地球の反対側の遠い遠い国での、しかも更に
南米の玄関口であるサンパウロから飛行機で3〜5時間の
地方都市での試合に、応援も少なく寂しいのではないか・・・
などと思い、サポーターを代表するような気持で飛んで行きました。

ところがどうでしょう!

イタリア戦の会場はほぼ満員、しかもまるで日本で観戦してるのかと思うくらい、会場全体が日本の応援でした!

その殆どは地元Recifeのブラジル人です。
試合そのものも、いきなり日本が2−0とリードし、

“まるでアウェィのイタリア”

が気の毒なほどでした。
それにしても、さすがサッカー強国ブラジル!
地響きが起きてるかのような応援の声は迫力で、訓練されたかの
ような統性感。ゲームの観方が成熟しています。


よその国同士の試合にブラジル人で満員の会場。
国歌斉唱では君が代をハミングしていた。



柔道黒帯を締めて日本を
応援するブラジル人。



ちょんまげとお姫様のかぶり物のブラジル人カップル。
この姿でとても静かに、自然体で観戦。



試合結果は、接戦の末、残念ながら負けてしまいましたが
これまで見たことのないような素晴らしい、感動の内容でした。
こちらのテレビのスポーツニュースでも、“サムライの死闘“と
日本代表の健闘ぶりを称えていましたが、
本当にまさに死闘でした。

試合の帰り道、周りを歩いているブラジル人皆が『もう一息だったね、日本は素晴らしかったよ!』と握手を求め、そして肩をたたいて行き、『ジャポン! ジャポン!』と大合唱していました。

それが地下鉄の中でも続いていました。

こうした日本への応援は“敵”になり得るイタリアに勝たれては困るから・・・、と言う人もいますが、私にはサッカー強国ブラジルの余裕に思えました。
まだ“ひよ子”に見える日本にエールをおくっている部分もある思いますが、何よりサッカーを楽しむライフスタイルが、“よその国”同士の試合に家族で観戦し、叫び、歌い、熱くなり・・・最高に満喫する術を心得た、そんなひとときに見えました。

そう言えば、ブラジル人同士、イタリア応援組と日本応援組が
ケンカをしているなんて言う一場面もありました。

続く第3戦メキシコ戦は更に飛行機で1時間半のBeloHorizonteと
言う都市で行われましたが、ここでも満員の会場は日本の応援で
いっぱいでした。


試合前のピッチ。
日本代表が初めて姿を現した瞬間。



ウォーミングアップをすぐ目の前で


試合開始セレモニー。選手の入場と国歌斉唱。
お恥ずかしながら、大きな声で君が代を歌ってしまいました。



試合はどれも大変な盛り上がりでしたが、
実は、開催各地でワールドカップの為に建設されたスタジアムの
過剰な建設費用に抗議する大規模なデモが行われていました。
デモは時間が予告されており、会場付近は警戒体制ではあった
ものの、危害が及ぶこともなく安全でしたが、
サッカーを何より楽しむライフスタイルがある一方で、スタジアム
建設より大切な税金の使い道があるはずだ!と訴える若者が多い
ことも、今のブラジルの姿だと知らされました。



番外編
Recifeの街

イタリア戦が行われたRecifeはサンパウロから飛行機で北へ
3時間半の海沿いの街。
何より空が真っ青!!
空ってこんなに青かったんだ!と思うくらい真っ青です。

街を歩いていると、
『昨日の試合は惜しかったね!日本はいい試合をしたよ!』
なんて必ず声をかけてくれ、やさしくて親切な人たちばかりです。
なんとも時間の流れがゆったりとしていて、おじさん達は海岸に出て、
ゲームに興じたりおしゃべりをしています。
通りかかると必ず声をかけてくれ、一緒にやろうと言います。


この空の青さ!


危険!サメが出る!
平和な海岸の20mおきにこの看板が立っている。



『なんだよ〜!行っちゃうのかい!』


こちらは真剣勝負。

Recifeはあらゆるものに宗教(カトリック)を象徴するモチーフや色使いが施されています。
特に色は、赤や黄等のビビットカラーがよく見られました。


海岸線に発つ売店小屋。屋根の形状が特徴。


海岸沿いに建つ教会。
空、海、街に調和していました。


東京校コーディネーション講師 岡部美津子

海外通信<スイス編>IM VIADUKT-Z&uuml;rich(チューリッヒの高架橋)
海外通信では、海外で暮らす町田ひろ子アカデミーの卒業生が、現地で感じる日々のことをレポートします。



5月後半に建築デザイン関係のEXPOがチューリッヒであったので出かけて来ました。
チューリッヒはスイス最大の都市で、スイスの中央北部に位置しています。私の住んでいるジュネーブはスイスの最西端に位置しているので、電車で片道約2時間半かかりました。





人形かと思っていたら動いたのでパチリ


その後、少し時間が空いたのを良い事に、EXPO会場から遠くない所にあるVIADUKTへ行って来たので、今回はそこをご紹介したいと思います。

Viaduktはドイツ語で高架橋の事です。
高架橋というと日本のガード下を思い浮かべます。その通り、スイスのガード下のイチオシがここです。そこでフッと思ったのが日本とスイスのガード下デザインの共通点と相違点。
すぐに思いついたのは、私の知る日本のガード下は各店舗が外装もデザインしているのに対して、スイスでは外装は統一されているという点でしょうか。そして、市街地での高架橋自体の高さが違う事。アーチ高、天井高がこちらは結構あり高架下の内部空間をコーディネートする時に高さの問題はなさそうに思えました。相違点のこの2点は気がつきましたが、他は今も考え中です。

1894年にチューリッヒ西部に建てられたこの鉄道高架橋の下が再開発され、2010年9月に新しく生まれ変わりました。スイスの建築事務所EM2Nが手がけました。
500メートルに渡ってレストランやカフェ、雑貨やファッション、インテリア等のお店が隣り合わせに続いています。
私が今回行った日は肌寒く、加えて平日の夕方だったせいか、マーケットホールはお店がほとんど閉まっていて閑散としていました。数年前にランチ時に訪れた時には人で賑わっていましたし、週末は家族や友達と散歩がてら訪れる人も多いと聞いています。


遠くに目指すViaduktがみえてきました!


スイスのタイポグラフィは簡潔でしっかり視覚に訴えてきます


Im Viadukt-Zürich マーケットホールのレストランのテラス席
石壁がいい雰囲気を醸し出しています


マーケットホール内
自然光がふんだんに入り込んでいます
高い天井と丸い天窓からはいる自然光が内部の見所でもあります


スイス国内や地元の食品が好まれて売られているそうです


チーズの専門店


ある店舗の内部です 入り口をはいったところ自然光が両サイドからたっぷり入ってきていて明るいです


反対側から入り口を見ています


2階からの眺め




天窓はこのようになっています

おまけ


近所にあるFreitagの本店。コンテナを積み上げてあり、屋上から街を眺められます。
歩いて登るので結構大変。奥にViaduktが見えているのがわかるでしょうか。

東京校卒業生 まちだくみこ


アクセス
チューリッヒ駅から空港へ向かう電車に乗って、Hardbrückeで降りて徒歩5分くらい。トラムではDammwegで降ります。

参考サイト
http://www.im-viadukt.ch
もっとViaductの写真を見たい方はこちら
http://www.im-viadukt.ch/content/bilder

海外通信<スイス編>蕗のとう@ジュラ!

海外通信では、海外で暮らす町田ひろ子アカデミーの卒業生が、現地で感じる日々のことをレポートします。




レマン湖からジュラ山脈を望む

ジュネーブから見える山にはモンブラン、サレーブ山、ジュラ山脈があります。その中のジュラ山脈で小雨の降る中、フキノトウを採ってきました!
ジュラと聞くと恐竜のいたジュラ紀を連想しますが、昔は海の中だったようで、アンモナイトも見つかります。ジュラの塩というのもスーパーで売られています。



春から夏にかけて、山の中をドライブしていてふっと目に入ってくるのは山菜らしきものです。あれってワラビ似ているけど、ワラビかな?あれってゼンマイ?という時があります。日本にいたら迷う事は無いのに不思議です。そんなある日、その疑問が晴れる日が訪れました。友達がワラビ採りに誘ってくれたのです。出かけた時期が既に初夏に近く、育っていて少し硬かったけれど茹でて生姜醤油で頂きました。

そして、今春はフキノトウ!友達がフキノトウを採りに行くというのでくっついて行ってきました!



まだ雪が残っています☃ 奥に蕗の薹がポコポコ出ているのがみえるでしょうか。


可愛いけれど、これは育ち過ぎとのこと。


つぼみを摘みます。小さすぎ?

最初はどのくらいの大きさの物を摘んで良いのか分からず手当たり次第採っていました。山の中で無心になって歩く事1時間半、袋が結構膨らみました。


収穫!


採ったフキノトウで作った蕗味噌

現地の人は全く食べない様です。天ぷらと蕗味噌を作りました。たらの芽やタケノコもあるのかなという話になりましたが、どうなのでしょう。春の楽しみが一つ増えました。

東京校卒業生 まちだくみこ

海外通信<スペイン編>Diseno de Interiores 2 (インテリアデザイン)
海外通信では、海外で暮らす町田ひろ子アカデミーの卒業生が、現地で感じる日々のことをレポートします。



こんにちは。

前回は、マドリッドで一番好きなインテリアデザインを紹介しました。今回は、そこに負けず劣らず素敵なインテリアを持つバー・レストラン2件を紹介します!!

1件目:Bar Tomate (C/Fernando El Santo 26. 28046 Madrid)
このバー・レストランも前回のLuzi Bombón同様、Sandra Tarruellaによるデザインです。 ここも、とても人気のある場所です。


格子の入ったガラスの向こう側が、エントランスのスペースです・・・。

カジュアルでモダンで清潔感のある、彼女のスタイルがよく出てる空間!ヴィンテージ調の家具、木と白い壁、色々な種類のランプや椅子を組み合わせるのも、よく見る彼女のスタイルです・・。
デコレーション用の棚やアクセサリーをたくさん置くのも、空間に温かみと深みがでて、彼女のデザインでもよく見られますが、それ以外にも、最近出来て流行りのバーレストランには、こういう“飾り棚”がよく見られます・・・・。一つの傾向なのかもしれません。


テーブル席エリア。写真右側に吊るされているランプは、大きな本を広げたデザイン!その中に光源があります。

この左側の窓の外は道路に面しているのですが、夜、全体照明がほとんどなく、この幾つかのペンダントライトの光りが温かく煌いている空間は、道を歩いていると、とても魅力的にうつります・・。また、出窓の部分には、少し写真では見にくいですが、クッションがひかれているので、人数が多い時は、ここにも座れるシステムのようです!!

個人的に、『出窓に座る(れる)』というのが、何だか西洋っぽい感じがして、西洋かぶれの私としては、場所問わず、大好きです・・・・・。憧れなのかもしれません。


こちらは、エントランスを入って奥に進んだエリア。長テーブルの奥には、オープンキッチンがあります。写真には見えない右側は、テーブル席が幾つかあります。
この左側に少し見えるのが立ち飲みのバーのエリア。


そのバーの対面の壁。立ち飲みエリア・・。こういう立ち飲み用の空間、壁につけられたカウンターやバーカウンターによりかかって飲むスタイルは、スペインどこでも見られる典型的なこの国のスタイル。気軽な感じで人との距離が近いこの感じが、私も大好きです!!


食器類。奥の布のかごは、パンを入れるためのもの。


2件目:Ten con Ten (C/Ayala 6. 28001 Madrid)
このレストランもいつも、人で満杯になっているところです!!スペイン、不況とはいえ、夜(夕方から?)飲み歩くという文化は、根深くあり、スペインに来たばっかりの外国の人は、『ここのどこに不況があるの?』と、声を揃えて言います・・・。(でも不況はあります。笑。単に教育・文化・価値観が違うので、不況や人生に対する取り組み方が違うだけで・・・。)
ここは、店内奥にテーブル席エリアがありますが、今回紹介したいのは、そこではなく、エントランス入ってすぐの、ハイテーブルとハイスツールのある、カジュアルなエリア!!


大大大好きな、Tom DixonのBeatシリーズのランプ!!


壁の色、テーブル・スツールの木の色、花の色とランプの色の組み合わせ!!たまらないです・・・。


ヴィンテージ調のハイスツール。少し奥にある、総ステンレスのスツールも素敵です。こういうヴィンテージ調の家具を用いるのが、今、マドリッドでは流行っているようです・・・・。

きちんとテーブルに座って、ランチやディナーをとるのもいいですが、こういうところで、カジュアルにお酒を飲んだりするのもとても楽しいです!!

最後に。。。

テーブルの上のお花。素敵な花があると嬉しいです。

東京校卒業生 立松あゆみ

海外通信<スペイン編>Diseno de Interiores 1 (インテリアデザイン)
海外通信では、海外で暮らす町田ひろ子アカデミーの卒業生が、現地で感じる日々のことをレポートします。



こんにちは。
今回紹介するのは、今、マドリッドで一番好きな、インテリアデザイン!!のレストランです。
Luzi Bombón (C/Castellana 35. 28046 Madrid)
デザインは、パルセロナを拠点とした、インテリアデザイナー、Sandra Tarruella によるものです。彼女によるデザインのHotel OMMなどは、いくつか賞もとっているので、知っている方も多いかもしれません。このLuzi BombónのオーナーでもあるGrupo Tragaluzのレストランの全て(?多分・・・)を彼女がデザインしていますが、どれも素敵ですので、ぜひホームページを覗いてみてください!!(http://www.grupotragaluz.com/

マドリッドの中心、豪華でしゃれた(きどった!?)エリアのCastellana通りにあるため、中はいつも、中-上流クラスのビジネスマンやお金持ちそうな方々であふれています。


エントランス、ドア。


外から見た店内の様子。


店内、エントランス入ってすぐ、窓際のテーブルエリアと、右側にバーがあります。ロの字型のバーは、立ち飲みバーエリアと、普通の椅子で(床レベルが上がってるため可能・・)テーブルの様に使う部分があります!


店内、手前がソファもあるカフェエリア(こういう名前は付いてないんですけど。。。
よりカジュアルなエリアです。)、奥にバーがあり、その右側は、低い柵で囲われたテーブル席エリア。


店内、手前が同じくカフェエリアで、段を上った上がテーブルエリア、その奥の木板の間からはガラス越しにキッチンがあり、調理している様子が見えます。

この、キッチン内部が見える、という点をとってもわかるように、このレストランの雰囲気はとてもダイナミックです!!それがここの1番の魅力だと私は思います。
オープンなワンフロアなのですが、ところどころ、天井や床のレベルを変え、その変化を使い、空間を、壁を使わずして、幾つかのエリアに分けています。ですので、とてもメリハリがあり、また、その為に、多目的な使用が可能です・・・・。
ここは、レストランといっても、ほぼ一日中オープンしているので、ランチやディナー以外の時間でも、コーヒーを飲む為、またはアペリティーボやビールやジントニックを1杯飲む為。。等々に利用できる感じが、また好きです。
ちなみに、なぜだかわかりませんが、マドリッドではジントニックがとても流行っています・・・。何種類ものジンやトニックを置いた専門のバーや店もあるほど。。。この傾向は他の近隣諸国では見ないので、とても不思議です。。。
レストランに行くと、使われている食器類をチェックするのも大好きです!!


ここのフォークとナイフは、ポルトガルのPutipolのもの。軽くて、握りやすくて、形も可愛らしくモダンです。
薄手ガラスのコップもポイントが高いです!


最後に、レストランのショップカード!!名前部分が抜かれています。こういうところまでこだわる所、素晴らしいなと思います
同じ手法が、下の写真のメニュー立てにも使われています!!


ぜひ、マドリッドを訪れた際は、足を運んでみて下さい!!
バルセロナには、もっと多くの、彼女がデザインするGrupo Tragaluzのレストランがありますので、こちらも楽しいと思います。

東京校卒業生 立松あゆみ

海外通信<スイス編>スイスの温泉巡り part1 Therme Vals
海外通信では、海外で暮らす町田ひろ子アカデミーの卒業生が、現地で感じる日々のことをレポートします。



日本を離れていて恋しいと思う事の一つに温泉があります。性格なのか仕事柄なのか?体中がバリバリに凝っている私は、友達からスイス国内の温泉の話を聞いてから温泉巡りを時々するようになりました。
フランス語ではLes bains、ドイツ語ではBadが付く名前の街には温泉があります。
治癒目的の施設もあればスパを兼ねたゴージャスな施設もあります。日帰りで入浴出来る施設は日本の温泉を想像するよりはプールか健康ランドに近いのかなと思います。
スイスの温泉巡り、パート1で紹介したいのは、スイスの建築家であるPeter Zumthorが設計したTherme Valsです。フランス語ではThermesは温泉という意味です。



本や雑誌でこの温泉の写真をみてはここを訪れる日を夢見ていたのですが、それが実現した時は感動の連続でした。この温泉の素晴らしさは、外観の美しさのみならず、この中の空間。緻密な建築デザインと素材選択が作り出した厳粛な空間という印象を私は持ちました。

面白いのは私もその一人だったのですが、温泉(温水プール)に来た人ほとんどが、まず空間全体をゆっくり見て、プールに入り、そこに佇みながら暫くの間天井のスリットから漏れる明かりに見入って、静かに移動するの
です。
私は宿泊客のみが夜11時から12時半の間に入れる曜日を選んで泊まったのですが、そのお陰で日中とは違った静けさの中で入浴する事ができました。本当に驚くのは空気を読んで人を尊重するヨーロッパ人の行動です。人数は多かったのですが教会の中にいる様に静かでした。大人しか入れないという規制もあったのですが、これもピーター・ズントーの魔法の一つだったのかもしれません。
一泊のみでしたが、目的が温泉に入る事だった私は、着いて早々に一度、夜の11時以降に一度、朝の一度の3回入りに行きました。内部はメインのプールの他に42度のお湯や打たせ湯、スチームバス、花びらのお風呂等があり、花びらのお風呂は人で常に一杯でした。


メインのホテルの入り口

温泉内部の写真は撮れなかったのですが泊まった部屋の写真を参考までに紹介します。


ドアを開けてすぐ見えるのがこれです。突き当たりのドアの奥はバスルームです。


一歩中に入りました。


バスルーム脇の廊下に置いてありました。
最初の写真に端がチラッと見えています。水はもちろん地元の水Valserです。


メインルームに入って廊下の方を振り向いたところです。鏡がありますね。




部屋のデザイン、家具選びもピーター・ズントーが手がけました。


バルコニー



バスルーム


ヴァルスの村


ヴァルスの山


温泉施設を上から見るとこうなっています。

参考サイト
http://www.therme-vals.ch/en/

東京校卒業生 まちだくみこ

海外通信[ブラジル編]VIVA!VIDA do BRASILときめきのブラジルライフ
海外通信では、海外で暮らす町田ひろ子アカデミーの卒業生が、現地で感じる日々のことをレポートします。



東京校コーディネーション講師、岡部美津子です。 
2012年末よりブラジルサンパウロに在住。
日本とブラジルを行き来しながら、インテリアデザインとの新たな関わりに臨んでいます。
ブラジルは日本にとってサッカーなどで馴染みはあっても、生活スタイルやインテリアに於いてはまだまだ未知なる国。
経済発展と共に今もっとも世界から注目を集めてもいる旬の国ブラジルの、未知なるライフスタイルを
みなさんと共有してまいりたいと思います。

美のこだわり “ マニキュア文化”

おしゃれなブラジル人

ブラジル人の美への関心はとても高く、そしておしゃれです。
装いはもちろんのこと、歯の矯正や美容形成外科なども一般的で身近です。
歯の矯正は子供だけではなく、大人でもよく見かけます。

サッカーのヒーローインタビューで、歯列矯正をしているブラジル人選手が
興奮気味にしゃべっているのをテレビで見たことがある方も多いでしょう。

美容形成外科に於いては、その技術と施術人口は世界第2位と言われています。

サンパウロの街を歩いていると、数十メートルに1軒くらいの割合でビューティサロンが存在します。
サロンでは、男性が爪のお手入れをしてもらったり、顔のパックをしてもらったり・・・
と言う光景をよく見かけます。


マニキュアは女性のたしなみ?

女性においては“マニキュア文化“を語らずにはいられません。
ブラジルの女性はマニキュアをしているのが基本です。

日本でもマニキュアはポピュラーですが、主婦業や子育て中の女性には
“常に”と言うのはなかなか難しいのが現状です。

こちらではそんなこと関係なく皆がマニュキュアをしています。
“女性のたしなみ“としての基本のように感じられます。

数年前、日本の著名人がブラジルを訪れた際、帯同していた奥様が日系の新聞記事になったことがあります。
奥様の手が、“マニュキュアをしていない労働者のような手“というフォーカスでした。

また、こんなエピソードもあります。
階級社会のブラジルでは、お手伝いさんのいる家庭が多いのですが、
このお手伝いさんも仕事を終えて帰る時には別人のようになります。
私の家のお手伝いさんは40才代、二人の子供がいて真面目で働き者、
ブラジル人には珍しく無口でシャイな女性ですが、仕事を終えると、髪の毛を下ろし、マニュキュアを塗り・・・帰っていきます。
年齢に関係なく、特別誰に見せると言うわけでもなく、自らが女性であることを楽しんでいるように見えます。


豊かなライフスタイルの一歩

マニュキュアは女性にとって豊かなライフスタイルのはじめの一歩と言えるのかもしれません。

私も、日本では常にと言うわけにはいかない一人でしたが、こちらではこちらの流儀でやっています。
サロンではマニキュアだけではなく、対話の時間を大切にするブラジルのおしゃべりのひとときそのものも豊かなライフスタイルに感じられます。
私の場合、ポルトガル語教室のようでもありますが・・・笑。


高級感、手法、コンセプト・・・豊富なバリエーションの中から
自分に合ったところを選びますが、値段は店によって全く異なります。
ちなみに安いところでマニキュア&ぺデキュアが2000円くらい、
高いところはきりがなく、その10倍も20倍もします。
近所を散策してみました。


ファサードに大仏の頭部が。
東洋の神秘がコンセプトのサロン。
アプローチの花壇が楽しい。


庶民的なサロン
日本の懐かしい床屋さんみたい。
この日はお休みでした。


大型スーパーの一角にあるカジュアルなサロン。
買い物の帰りや思いついた時に予約なしでやってくれる。


マニキュアとぺデキュアは二人がかりで。


自宅のすぐ裏にあるサロン、インテリアやスタッフの雰囲気がよく、何度か行きました。
一般的にマニキュアは週に1回、ぺデキュアは2週間に1回の頻度で行くのがブラジルセニョーラ達のこだわり。
所要時間は30分〜40分程度。


インテリアイメージは『シンプル&ラグジュアリー』でしょうか。
ベージュと黒を基本色に、ピンクがかったアクセントウォールのブリックタイルが女性的な柔らかさを出しています。


ファサードはエレガントカラーにナチュラルテイストを味付け。




足を担当してくれたRuthさん「ここに足を乗せて」
まつ毛のスペシャリストでもある。


手の担当、Lucianaさん何色がいいか迷ってると、
全部の指に違う色を試し塗りしてくれた。


かわいらしいトレイに乗せられて常にCaféのサービスが。
ブラジルはCafé文化でもある。

東京校コーディネーション講師 岡部美津子

海外通信<スイス編> Ricola
海外通信では、海外で暮らす町田ひろ子アカデミーの卒業生が、現地で感じる日々のことをレポートします。



今回、目に止まったのはリコラ。スイスを代表する天然ハーブ使用のキャンディーです。リコラは世界中で販売されているのでコマーシャルを見比べると各国のユーモアセンスが見え隠れしていて面白いです。



今日はこのままキャンディーの話を続けるのではなくて、この会社の精神と建築デザインにスポットを当てたいと思います。

世界の多くの国で生活様式、デザインがインターナショナル化する一方、日本と同様に伝統を守りながらも(この会社の場合は商品の変わらぬ味と質でしょうか)今の時代に合った生き方をしている、それを建築家と一緒に作り上げている点に関心を覚えました。

この会社にはいくつかの機能に別れた建物があり、一番新しい建物は今年の1月に工事が始まりました。全てスイスの建築事務所、Herzog & de Meuronが手がけています。



これはマーケティング部門の建物。透過性、反射、視線を遮る効果を考えてガラス窓を採用した様です。窓の透明さと色がリコラキャンディーと重なります。



上の写真は会社の商品を梱包する部門の建物外観です。ドイツの植物学者で写真家のKarl Blossfeldtの写真の中からモチーフを選んでいます。内部からパネルを見るとこの植物の葉が至る所に見え、木漏れ日の光や外の景色と融合してリコラ独特の雰囲気を作り上げています。



これは今年の1月に工事が始まったばかりのハーブセンターの完成イメージです。
外壁は地元の土を使用し圧縮させた土壁です。エコロジーとサスティナビリティの視点からも利に適った方法ですね。
紹介した以外にも建物はあり、最初から最後まで見比べて行くとその年代の社会と企業が求めている世界が見える様です。

<参考資料>
リコラ社の3枚の写真
http://www.ricola.com
http://www.herzogdemeuron.com

東京校卒業生 まちだくみこ

海外通信<スペイン編>「Mercado」(メルカード ※スペイン語で市場)

海外通信では、海外で暮らす町田ひろ子アカデミーの卒業生が、現地で感じる日々のことをレポートします。



はじめまして。2002年にトリトン校のインテリアスタイリスト科を卒業しました立松あゆみです。
2009年よりスペインに住んでいます。現在はこちらマドリッドにて、インテリアデザインの仕事をフリーでしています。

皆さんがスペインに対して、どのようなイメージをもたれているかはわかりませんが、私の思う、スペインの良い所(世界に誇れるところ)を大きく上げるとしたら、太陽、サッカー、料理です!!

という訳で、今回はその、スペインの料理に関わる場所を紹介いたします☆

Mercado de San Miguel;
普段は、観光客ばかりが集まる場所は嫌いですが、この場所は例外の一つです!
いつも観光客・外国人でいっぱいですが、自分はじめ私の周りの友達は国外からの友達が訪ねに来た時は必ず連れて行き、成功を収めています!!
とてもスペインらしい場所だと思います。


エントランス


ファサード

このMercado San Miguelは、2009年に今の形で改装オープンしました。元々は普通の野菜やお肉等を売る市場だったようです。

現在は名前にマーケット(Mercado)とついてはいますが、実状は、日本でいうフードコートのような、食べ物や飲み物のテークアウトのスタンドが並ぶ、言うなれば、『テイクアウト/その場で食べる食べ物のマーケット』というような場所になっています!

ただ日本のフードコートと違うのは、スペインのBar(バー)のスタイル(立ち飲みで飲みながらタパスをつまみ、バーをはしごする)とうまく合い、ミックスしているので、独特のにぎやかで人でぎっしりしている楽しい雰囲気が味わえるというところでしょうか・・・。


内部の様子


天井の高いマーケットの中は、いつも人でごったがえしています・・・・。

おのおの、それぞれの店先で買ったものを食べる人もいれば、各店を見ながらの食べ歩きをする人あり、または、中央にある、『飲食スペース』で仲間達とワイワイ、テーブルを囲む人もいます。


ピンチョスのある 、Cervecería (=バー、ビヤホール)。

これは、本当に典型的なスペインバーのスタイル!!
皆バーに寄り掛かり、それぞれタパ(おつまみ)を注文します。スペインには、ビール(飲み物)を注文するとタパが付いてくるバーも多くはありませんがあります。(グラナダなどにあるバーはこのスタイルが主流なようです!)


ベルモットのバー。モヒートやサングリア等もあるようでした・・・・。以前は無かった新しい店舗。


Charcutería(ハムやソーセージのお店)
スペインのJamón(生ハム)は本当に最高です!!イベリコなど良い(=高い。。)Jamónは全く味が異なり、格別です!!高いものはあまり食べたことが無いので、詳しくは語れませんが・・・・・。


オリーブのお店。
オリーブ(とオリーブオイル)も、スペインに来てその味の日本との違いに驚いたものの一つです。
今まで知っていたオリーブと、味が全然違う!と思ったのを記憶しています。(全く別のもののような感じなんです。本当に。)さすが本場です。


私の、ここのMercadoで一番のお気に入りの店、ワインバー。とてもたくさんのワインが置いてあります・・・・。
産地で頼んだり、こんなものが好き・飲みたいというだけでも、色んなワインを紹介してくれたり出してくれます!!ワインに詳しくなくても楽しめます!!


グラス1杯から頼めます・・・。
ここは他に比べると値段設定が少し高く、グラス1杯3ユーロですが、(場所代というところでしょうか・・・。観光地・で人気スポットですから・・)ワイワイしてとても楽しい雰囲気なので、全く問題無し!としています!!


私の大好きな、甘い、Ruedaの白ワイン。
このワインの為だけに、このMercadoに行きたくなるほどです。甘くてさっぱりして、すーっとしたのど越しです☆


Mercadoの紹介は以上ですが、ワインつながりで、スペインのワインを紹介します!
といっても、私は産地の名前(有名どころのみ)をちょっと知ってる位で、語る資格の無い位全く詳しくないのですが・・・、

こちらに来た当初驚いた事の中の一つに、ワインの安さと美味しさがありまし!!どんな小さなレストランやカフェ、バーで、一番安いワインを頼んでも、どれも美味しいんです!!本当に。
ですから、自分でボトルワインを買う時など、4〜5ユーロのお洒落なラベルものを買えば、もう間違いはないだろうという感覚でいます!(注:根拠はありません。)


ここのスーパーには、両面ぎっしりワインのこの棚が3島ありました。(それに対し、ビールは1島の半面のみ・・・。)
(スペインのビールも美味しいですし、皆ビールもたくさん飲みますが、ワインのように色んな種類のものをその時その時に応じて選んで飲むのではなく、いつも同じものを!といった感覚で十分なのかもしれません・・・。)
こちらの人は、食事と共にワインを飲む習慣があるので、ワインがとても身近なもののようです・・・・。逆に言うと食事の時以外、先ほど紹介したワインバーやCerveceríaでワインを頼む事はあっても、それ以外の夜遊ぶ時(クラブや食事を目的としていないバーなど、いわゆる”夜遊び”)にワインを頼む事はありません。
それはとても変な事のようです。


この赤ワインはたまたま飲んだら美味しく、ちょっと独特なので、気に入って、友人の家を訪ねる時などにいつも選んでいます。ラベルも素敵です。

ここで、今、個人的に気になっているワインを紹介します!!
(注:私の基準は完全に”見た目=デザイン”と値段のお手軽さです・・・)


Habla del silencio….(沈黙を話す)という名前の赤ワイン!詩的ですよね・・・!!
10,45ユーロ。どんな味か気になります。。。


全く違う場所で見つけた、AとC。。。。この感じだと、Zまであるのではないかという期待は高まります・・・。
確か5ユーロ強だったと思います。 きちんと調べてはいないのですが、名前と絵柄の関係も気になります。

ちなみに上記4点ともスペインのワインですが、産地等はすみません、メモのし忘れでちょっとわかりません・・・。こういう所が、いつまでもワインに詳しくなれない原因かもしれませんね・・。

東京校卒業生 立松あゆみ

海外通信<ベルギー編> 「ブリュッセルのデザイン」
海外通信では、海外で暮らす町田ひろ子アカデミーの卒業生が、現地で感じる日々のことをレポートします。



ブリュッセルはまだ日中の気温は5度以下。
毎日どんよりした空模様で出かけるにならず・・・なのですが、
それでも以前よりは青空の見える日が増えてきたので、
着込んでお散歩に出かけました。

ここブリュッセルはアールヌーボーの宝庫。
街を歩くと有名な建築家が建てたものから無名のものまで、
いたるところでそのデザインを堪能することができます。

もっとも有名なヴィクトル・オルタ・・・とも思ったのですが、
少し変わった建物を取り上げることにしました。

Hôtel Gresham

厳密に言えばネオクラシック様式だった建物をアールヌーボー建築家がリデザインしたようです。
ここは1780年に建てられ、ホテルとして利用されたのち生命保険会社が買収、その時にアールヌーヴォーのリデザインがなされ、最終的には国が買い取り、今は王立美術館として利用されているようです。


エントランスです。ここはネオクラシック調かな。


エントランスに掲げてあったボード。保険会社だった時の名残がうかがえます。このボードは大理石でできているそうで、さりげなくアールヌーヴォーのモチーフである草のデザインがなされていますね。


ロビー階段脇の壁面。


ロビー脇壁面の下部。


ロビーから上を見上げたところ。ロビーは狭いのですが、素敵なデザインにあふれていて、ここにいると当時にタイムスリップした気分になりました。


建物の奥へと続く扉。ネオクラシックらしい直線的な扉に、アールヌーヴォーらしい草花のモチーフ。室内から照らされる光によってそのデザインがきれいに映し出されていました。


床もモザイクタイルで丁寧にデザインされていました。


美術館のショップとして使われている階段の踊り場脇のステンドグラス。


そしてこれがショップから見上げたらせん階段とその天窓。
ちなみにこのショップは美術館に入場しなくても入れます。

いかがでしたか。
なかなか写真では伝わりにくいと思いますが、今見ても美しいと思える素晴らしいデザインでした。

たまたま美術館のチケット売り場へ行くための通り抜け通路だったのですが、あまりに美しかったので私はしばし足を止めて眺めてしまいました。

この建物の詳細についてはフランス語ですがウィキペディアのサイトを載せておきましたのでそちらで。

参考サイト
Wikipédia:Hôtel Gresham
http://fr.wikipedia.org/wiki/H%C3%B4tel_Gresham

東京校卒業生 増子 晶子

海外通信<スイス編> 「ゼラニウム」
海外通信では、海外で暮らす町田ひろ子アカデミーの卒業生が、現地で感じる日々のことをレポートします。




東京校を2007年度に卒業しました町田です。スイスのジュネーブでインテリアデザイナーとして働き始めて2年目を迎えました。
立春とはいってもまだまだ寒い日が続きます。でも先日、街を歩いていて木の芽が膨らんでいるのに気づきました。春はもうすぐ。そこで今日はスイスで人気のある花、ゼラニウムについて書きたいと思います。
スイスの街を歩いていると必ずと言っていい程目に入ってくるのが建物のファサード、噴水、湖畔等を飾る赤やピンクのゼラニウムです。山小屋や石造の建物にとても映えます。


スイス人の知り合いの中に『ゼラニウムはおばあちゃんの時代の花』なんて言っては違う花を植えて枯らしている人がいます。でも彼女がゼラニウムを植える日は遠くないと私は密かに思っています。
何故なら、この花は色の鮮やかさとそのボリューム感、そして何と言っても手入れのしやすさで他の花を大きく引き離しているのです。日本に比べて夏でも空気がサラッとしているこの土地でも水やりは1週間に1度程度で十分。虫害にも強く直射日光にも負けません。
手入れが楽で綺麗な花が常に咲いてくれるなら拒む理由はありませんよね。


窓飾りの女王と言われるこの花がこの地でポピュラーであるという事は、首都ベルンでゼラニウム市が毎年4月末から5月上旬にかけて開かれているところからも理解できるでしょう。(2013年は5月)
そこでは期間中に、5000から9000種類のゼラニウムが売り出され、ベランダを飾る花のコンクールも開催されています。
この他にも花のコンクールは各地で行われているため、私達が花に触れる機会も多く、綺麗に飾られた窓やバルコニーは隣人や通行人の目をも楽しませています。



参考 http://www.bernergraniummaerit.ch

東京校卒業生 町田 公美子

海外通信<ベルギー編> 「切手」
海外通信では、海外で暮らす町田ひろ子アカデミーの卒業生が、現地で感じる日々のことをレポートします。



東京校第23期生として昔懐かしい赤坂校で学びました増子(旧姓小熊)です。

インテリアの仕事からは離れてしまいましたが、ヨーロッパに住む機会を得たので、ここブリュッセルからさまざまな気づきをいち生活者として発信して行きたいと思います。

読者の方に楽しんでいただけるとうれしいです。

今回のテーマは切手。



これはベルギーの国外向けの切手です。
厳密に言えばEU圏以外。

よく見ると金額らしい数字は「1」しかありません。

でもこれ「1ユーロ」ではないんです。

最低価格を示す数字なんです。
わかります?

つまりこれが貼ってあれば、定型サイズならば、いついくらで買ったものでもOKなのです。
(定型外サイズ用に「2」とか「3」もあります。)

日本のように料金が上がるたびに買い替える、または買い足して数枚貼るより、常にこの1枚を貼るのはとてもわかりやすくスマートな気がします。

ちなみに、私が年末に切手を買ったときは1枚1.29ユーロ、
実は今年1月1日に値上がりしたようで、今買うと1.34ユーロです。

こうして買うタイミングがよければ得をする、
悪いと損をする、ということは起こりますが。

ちなみに5枚以上のまとめ買いをすると割安になります。
1枚の金額が昨年なら1.19今年だと1.24ユーロ、という感じです。
1,000通分も送らなくても5通分から割安になる、というのは、お得感があっていいですね。

身の回りにはややこしいこと、工夫すればもっと良くなることがたくさんある気がします。

でもコトをシンプルにすることは、難しく考えなくても、案外今回のような小さな気づきの中にヒントがあるのかもしれませんね。

参考サイト:ベルギーの郵便局 bpost

東京校卒業生 増子 晶子

世界のインテリア 〜スイスより〜
3月の卒業式を終えて10日後にはスイスのジュネーブでの暮らしが始まりました。

こちらに来て早々、ル・コルビュジエが設計した「ラ・クラルテ」の修復が6月に始まり、売りに出される物件もあるらしいという話を耳にしました。

賃貸に関しての問題はあるらしく、金額がつりあがると今住んでいる住人は追い出される可能性が。

地元の無料誌にも住人の一人であるコルビュジエのいとこの孫娘が「コルビュジエはラ・クラルテを中流階級の芸術家達が住むアパートと想定していたのに、今噂では1屬10,000スイスフラン(1Frs=100円)と聞くし、彼のビジョンをゆがめている」と話しているのが載っていました。

「売られている=欲しい」とは思いましたが夢のまた夢です。

4月中旬には、スイスのフランス語圏の建築家がこの数年で手がけたコンテンポラリー建築が1週間をかけて一般に公開され、私も行ける範囲で出かけてきました。

知らない人の家に入れるなんてなかなか無い機会です。しかも建築家のガイド付きです。素敵な家具でコーディネートしている家から、小さい子どもがいる共働きの家族の家(散らかっている)まで様々。

その中で一番気に入ったのはパティオのある家で、暖炉のあるLDKは明るく、ご夫婦がインテリア好きというのが伝わってくるコーディネートでした。

スイスより1

スイスより2

庭側には防犯を兼ねてのアルミ製の桟があり、通風や視界の調節ができます。

全般的に、玄関を開けてすぐにキッチンとダイニングがあり、その奥にリビングがある、真中に収納、暖炉、2階への階段、来客用パウダールームがあるケースが多かったです。ほぼ100%壁は白でした。

景色が良い事もあり、カーテンをつけない家が多いのがこちらの特徴。外から見えても彼らは平気なのです・・・。

次は、私の住んでいるアパート屋上にある庭園の写真です。1960年代に造られたアパートで、日本でいう1階にピロティのある入口があり、9階建ての一番上に庭とプールがあります。

アパート屋上1

アパート屋上2

最後にこのアパートの寝室入口にあるシャワーと洗面スペースです(写真は娘の部屋)。

主寝室にはバスタブがあるのですが、各寝室にも身支度が出来るスペースがあるのが特徴です。古いですけど。部屋貸しをする人もいるので便利ですよね。

アパート内シャワー洗面スペース

2007年 全日インテリアコーディネーターコース卒業
町田公美子


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