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インテリアコーディネーター資格試験へむけて(東京校講師)
塩野七生さんの書く、「ローマ人の物語」の、文庫版の29〜31巻がでた。 この文庫版は、文庫版の本を生んだのが、ローマ人の子孫であるルネッサンス期のイタリア人であることに敬意を表して、なかなかこった造りの文庫版になっています。

文庫版では単行本一冊分を上中下に分けたりして、1冊を背広のポケットに入れてもポケットが型くずれしない厚さ(作者本人の言)、にしてあったり、カバーの表面と裏面の真ん中に、1枚ずつ入っているローマの金貨や銀貨の写真が、巻ごとに全部違っていて、その巻の内容を示すものになっていたりする。

塩野七生さんの書く、「ローマ人の物語」の、文庫版の29〜31巻

またそのカバーの色が、グレーがかった濃いブルーで、昔、中学の頃自分が一番気に入っていたセーターの色と同じで、後に「マム」という自分の事務所を開いた時に、その「mam」のマークの色にも使った色なのです。
そんなこんなで、すっかり気に入ってしまった「文庫版 ローマ人の物語」なのです。

その中に、ローマ人は水道橋をつくって、上水道を整備し、また下水道を作り、公共浴場を作った。公衆衛生に、紀元前からとても気を遣っていたことが書いてあった。
病気を直すことより、病気にならないことの方が有効だと考えたのです。

そういえば、私の友人に寺下という、お医者さんがいて、彼のテーマは「予防医学」で、紀元前のローマ人と同じことを考えているんだなあと急に思い当たった。(そう言われてうれしいかどうかは知らないが)

ローマ人はその水道をローマ以外の、戦いに勝って新しく属州にした地域にも作っていった。水道と一口に言っても、長さが100kmをこえるものもあり、その水源から、町までの間には、地下を通る部分あり、高い高架の水道橋ありといった、現代の高速道路をつくるような大工事です。

ローマから属州に延びるあの有名な「ローマ街道」は、その建設費をローマ自身が出して作ったが、水道の建設費は、それぞれの属州の自己負担になっていたという。そのため属州がその気になるように、水道が出来るとこんなにすばらしいんだよと、示さなくてはならなかったという。

世界の覇者のローマ帝国が、プレゼンに一生懸命だったというのは、なんかおかしい。まあ相手をその気にさせるというのは、紀元前の昔から大変だったのだなと思う。

ローマだけじゃなく、インテリアをコーディネートするという作業はかなり危うい作業だと思う。プランに、こうしなくではならないんだという説得力を持たせることはなかなか難しい。だけど、一方で、説得力を無視して、自分がいいと思う感覚を信じて、美しいものを考え出すというのは、結構すばらしいものなんじゃないかとも思う。

でも、クライアントがいるこの仕事も、それを相手にプレゼンしてその気にさせなくては、すばらしいプランも実現しないところが厳しいところなんだな。

生徒たちは、それでプレゼンの技術を日々磨いている訳だが、その中で説得力を持たせるために、インテリアコーディネーター資格試験の受験ための勉強を是非役立てて欲しいと思っている。
材料や形や色に関する知識であり、商品や設備に関する知識である。より一層感覚を磨き、それを裏付けるための知識である。

それを考えると、インテリアコーディネーター試験の勉強は、試験のためだけじゃないやりがいが出てくると思う。
というかすでに生徒たちは、そう感じて、この勉強をしてきてくれたと感じる。
今年ほど、この勉強を面白く感じて勉強してくれた生徒はいないンじゃないかと思う。


今年のインテリアコーディネーター資格試験は10月8日にある。
あと1週間だ。
担当した私としては、出来るだけ大勢の人に受かって欲しいな、と思う。
がんばってくださいね、みんな。

でもこの試験には、西洋の歴史も範囲に入っているんだけど、古代ローマの時代って、あまり試験に出ないんだよな。
もっと話したかったんだけどなー。

東京校
インテリアコーディネーター資格試験対策講座 講師
天野 三津男


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今までは結構適当にやってきましたが、気持ち的に変化してる今日この頃です。
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