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今年の思い出、ガーデンショー

こんにちは。ガーデニングプランナー科の田中と申します。
月日が経つのは本当にあっという間で、気がつけばアカデミーでの生活も半分以上が過ぎてしまいました。

今年も残すところあと少し。振り返ると色んなことがありましたが、この学校に入学した以外の一番大きな経験といえば、9月29日(土)〜10月28日(日)まで日比谷公園で開催されていた第10回日比谷公園ガーデンコンテストへの出場です。

もともとは、小島先生が授業の中でこのコンテストを紹介くださったのがきっかけ。
大変そうだしどうしようかと迷っていたら、クラスメイトの和気さんが一緒に出ようと誘ってくれました。同じクラスメイトの大津さんと宮本さんにも声をかけ、4人で出場しました。

私は夫と一緒に実家の造園業を手伝いながら、学校に来ている身です。施工は何とかなる、と思ってどこか安心しきっていましたが、しかし。いざラフ案を持ち帰って父に話すたび、
「こんなのみんなやってる」「面白くない」「動きがない」「進捗見てる限り、無理」
といった具合でダメ出しの嵐。それでも、もっとこうしたら、ああしたら、廃材のあれが使えるんじゃないか、といった感じでどんどんアイディアと材料を提供してくれました。



それでも細かいところが具体的に決まらないまま迷走しながら時間だけが過ぎ、いよいよ1か月を切ろうかという頃。見かねた父から「間に合わないだろう!手を動かせ!」と、喝が入りました。慌てて作業計画を作ったものの、中身は固まっていないし当然父の手を借りないと進まない。加えて父は、人に言われたことを黙ってやる人ではない。そして結局、父と一緒に実際に組み立てながらデザインを固めていくことになりました。







正直なところ、最初は、自分たちが素敵と思うようなものができるとは思っていませんでした。が、父は大学卒業以来40年以上になる造園の仕事+草月で師範をとるほど華道に打ち込んできた人で、それを失礼ながら私は全然わかっていませんでした。
机の上で父の「こうしたら」を絵にしてもイマイチぐっと来なかったのに、いざ現場でどんどん組み立ててみると、不思議なくらい素敵なこと、素敵なこと・・
そうして最後のひと月に物凄い勢いで追い上げを見せ、完成を迎えたのでした。







途中、和気さんはテーマと離れすぎていないか釘を刺し続けてくれました。おかげで自由な父のデザインも遥か遠くへ飛んでいかずに済みました。宮本さんはペニセタムが良いと言ってくれて、それを軸に植物選びを組み立てることができました。



大津さんは持ち前の画力でたくさんのスケッチを描いてくれました。おかげで即座にアイディアを練ることができましたし、池を作り石を置きたいと言ってくれたおかげで、後々ご好評をいただくことになる水辺が生まれました。私が希望した竹製のドームは父によって大きく変貌を遂げました。夜な夜な考えた挙句脳内に降りてきた「用の美」という言葉は、作品名になりました。コンセプトは・・とにかく必死で書きました。CAD図面、材料の仕入、樹木のチョイスと草花選び、中央に置く台のテクスチャ製作にも奔走しました。そこに貼る竹の色は大津さん、宮本さんに選んでもらいました。そうこうして皆のコラボレーションで作品が生まれ、結果、金賞。歓喜しました。

チームメイトと父、陰ひなたで手伝ってくれた夫、同じく華道一筋&の植物を提供してくれ助言もくれた祖母、器用なてっちゃん(弊社の貴重な職人さん)、応援してくれた他の家族に、心から感謝しています。準備期間はちょうど真夏でしたから、それはもう作業は大変でしたが・・言葉では言い尽くせないくらい、貴重で今しかできない経験をさせていただきました。これを読んでくださった方も機会があれば是非、コンテスト出場してみてください。到底書ききれませんが、私は、人との出会い、刺激、経験、思い出・・などなど、得られたものは想像以上でした。
すべては、出場したからこそ。あらためて和気さんに、感謝です!



ガーデニングプランナー科 田中綾

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