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旧岩崎邸

こんにちは。インテリアコーディネーター専門科の笠原です。

早いもので、私の学校生活も残り少なくなってきました。思い返せば、いつも課題に追われ大変でしたけど、それが終わってしまうと思うと、今となっては寂しく思えてきました。

ちょっと前ですが、お友達と一緒に「旧岩崎邸」を訪ねました!先生が授業の中で、お薦めスポットとして紹介されたのがきっかけです。

駅から標識を頼りにこんなところに??という道を進むと入口があり、さらに長いアプローチを進むと、視野が開け大きな建物が見えてきました。 たまたま、訪ねた日は華道の作品が展示するイベント期間でしたので、とても華やかな雰囲気でした。

「旧岩崎邸」は三菱財閥の邸宅ということは知っていましたが、正直どんな建物なのか全く知りませんでした。
建築物としても有名で、三菱財閥3代の岩崎久弥がジョサイア・コンドルに設計を依頼し建てられ、明治29年に竣工したそうです。ジョサイア・コンドルといえば!東京駅を設計した辰野金吾の師。ICテストのテキストにでてきた人物です。勉強したことが結びついてちょっと感動!



建物も素敵だったのですが、私が一番感動したのが「壁紙」です。
「壁紙」!?と思われるかもしれませんが、そんじょそこらの壁紙ではありません!というか、実際にこれが紙でできてるの??と言う感じです。紙というより皮に見えるのです!

ガイドさん(無料ガイドがあります)によりますと、これは「金唐革紙」というものだそうです。

江戸時代ヨーロッパの宮殿の壁や天井に使われていた装飾革が伝わります。革に型押しし、彩色が施されたもので、「金唐革」とよばれ、大変豪華で高価なものだったそうです。それを、どうにか日本の和紙で加工できないかと模造が始まったそうです。 革を和紙で作ろうなんて、やっぱり日本人はすごい!しかも、その精度の高さに感動です!

その後、ヨーロッパの博覧会でその技術知られるようになり、革よりも安くて綺麗な日本の金唐革紙がヨーロッパで売れるようになり、日本から大量に輸出するほどになったそうです。


写真 HP:金唐紙より

実際に見ていただければわかるのですが、これ本当に紙?? と思ってしまうほど革のように厚みがあり、色彩も豪華でとても素敵です。こんな技術が日本にあるとは!と驚いたのですが、実はその技術は一度途絶えていたそうで、今の岩崎邸の壁紙は「復元」されたものだそうです。この話を聞いて、日本人の技術の高さに改めて感激したのと、復元できて本当に良かったと思いました。

この質感は、なかなか言葉や写真では表現できないので、是非本物を見にいらしたらいかがでしょうか?



インテリアコーディネーター専門科2−A 笠原

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